個性的なウェディングを目指すカップルに人気なのが、人前式です。
演出や進行が自由自在にアレンジできることが魅力で、最近増えている挙式のスタイルです。
そこでここでは、オリジナルウェディングで人前式を考えている人におすすめの演出やイベントをご紹介します。
人前式のおすすめ演出【入場シーン編】
ジャケットセレモニー
新郎入場の際、大切な人にジャケットを着せてもらってから歩き始めるというもの。新婦のベールダウンと同じ位置づけのセレモニーです。
ジャケットセレモニーは、親や兄弟などと一緒に入場し、会場に１歩入ったところで行います。
たとえば、お父様にジャケットを着せてもらい、お母様にブートニアを胸元に添えてもらうなど、複数人に手伝ってもらうのもありです。
アイルランナー
アイルランナーとは、バージンロードに敷く長いじゅうたんのこと。
会場に合わせたデザインや色を取り入れたり、メッセージや日付を入れたり、さまざま工夫をすることができます。
二人らしさを存分に感じてもらえる、オリジナリティあふれる演出となりますよ。
ベールダウン後に新婦からのサプライズ！
新婦入場の際、お母様やご家族にベールをおろしてもらうベールダウン。
通常であれば、ベールダウン後にすぐ歩き始めますが、ここで新婦からサプライズプレゼントをしてみてはいかがですか？
ミニ花束やオリジナルの記念品など、日ごろの感謝をプレゼントとともに伝えることで、列席のゲストにも感動が広がります。
人前式のおすすめ演出【セレモニー編】
【誓いの言葉①】ゲスト問いかけ型
誓いの言葉の際、ゲストの中から数名指名をして前に出てきてもらい、２人に向けて誓いの言葉を投げかけてもらうというもの。
新郎側のゲストは新婦へ、新婦側のゲストは新郎へ、それぞれ誓ってほしい内容を用意してもらいましょう。
会場内に笑いが起こったり、想いがあふれて涙が流れたり、アットホームな雰囲気になります。
【誓いの言葉】②くじ引き方式
誓いの言葉でもう一つ人気の方法が、くじ引き方式で行うものです。
受付でゲストの人たちに「これからの結婚生活で誓ってほしいこと」と題してカードを書いてボックスに入れてもらい、挙式中に２人がそのボックスからカードを引いて読み上げます。
二人にもゲストにもワクワク＆ドキドキが楽しめるイベントになりますよ。
【結婚証明書①】ゲストと作るフラワーグッズ
リースや木の箱を用意し、挙式中にゲストひとりひとりに小さなお花を挿してもらって全員でひとつの作品を完成させるというもの。
新郎新婦にとって、かけがえのない記念品となるでしょう。
リースやボックスの中央に日付や名前を入れて、結婚証明書にすることもおすすめです。
【結婚証明書②】植樹セレモニー
小さな木を植えた鉢に二人で土を入れて水をかけるもの。
「ユニティプランティングセレモニー」とも言われ、海外でもよく取り入れられている人気のセレモニーです。
二人で一緒に植樹をすることで、「木が大きくなるまでずっと一緒に居られるように」と願いをかけ、水をそそぐことで地盤を固めるという意味があります。
植樹用の木として、幸せを運ぶといわれる「オリーブ」や幸福の木と呼ばれる「ガジュマル」などが人気です。
【指輪交換】エンゲージカバー
新郎から新婦に結婚指輪を届けた後、さらにエンゲージリングを重ねるというセレモニーです。
結婚指輪に婚約指輪でふたをすることで、２人の絆をさらに固く結ぶという意味があります。
結婚指輪のほかに婚約指輪を置くことのできるリングピローを忘れずに用意してくださいね。
【誓いのキス】シークレットキス
挙式の定番のウェディングキスですが、家族や友人の前では恥ずかしい・・・という人におすすめなのが、シークレットキスです。
ウェディングキスの瞬間、ブーケなどで二人の口づけシーンをゲストに隠すように行います。
海外の映画に出てくるようなキュートなシーンとなりますよ。
人前式で個性を演出しよう
人前結婚式は、宗教や定番の形にとらわれなくていい分、アレンジが無限です。
ですから、自分たちが「やってみたい！」と思ったことは、ゲストに失礼にならない限りどんなことでも挑戦してみましょう。
ぜひ、お2人らしい素敵なオリジナルウェディングを実現してくださいね。
ウェブライターとして10年以上、さまざまなジャンルの記事を執筆する傍ら、ブライダルMCとしても活動中。ブライダル、ウェディングのトレンドや新郎新婦のニーズを日々身近に感じています。ウェディング業界に携わっているからこそ発信できる、リアリティ溢れる旬な情報をお届けします。
