和装に合う披露宴演出 4選

夫婦でだるまの目入れ演出

結婚式で和装を選ぶ方が多くなってきた昨今、披露宴でも「和」を意識した演出が多く取り入れられるようになってきました。日本古来から伝わる風習を現代風にアレンジしたものや、海外の風習を日本風にアレンジした演出などもあります。今回は、和装の際にするとよいおすすめの演出をご紹介します。披露宴に和装を着るけど、どんな演出をしたらよいのか分からないと悩んでいる方は、是非参考になさってください。

水合わせの儀

水合わせの儀とは、日本古来からの儀式で、もともとは両家の水をひとつの盃に注ぎ合わせて飲むという儀式です。これには、異なる水(環境)で育った二人が一つになり、新たな一つの家族として幸せになれるようにとの願いが込められています。このセレモニーは神前式や和風人前式で行われることが多いのですが、これを披露宴の演出として取り入れることができます。

伝統的な雰囲気で行ないたいのであれば、盃とお銚子を使って行なうのもおすすめです。また、新郎新婦それぞれの地酒やジュースなどを使って行なうのも面白いでしょう。また、「幸せの木」とされるオリーブの苗木を用意し、ゲストには受付の際に土を入れてもらい、披露宴中に二人で水を注いで完成とする植樹と水合わせをミックスした演出も素敵です。

水合わせの儀と、サングリアやフルーツポンチを合わせた演出もゲストに喜ばれます。事前にゲストには、容器にフルーツを入れてもらいます。そこに新郎新婦が、水合わせの要領でワインや炭酸水を注いで完成したものをゲストに振る舞うという演出です。ゲストも参加できるうえに、召し上がってもらうことができるので大変喜んでいただけます。

だるまの目入れ

日本には、目的を達成したらだるまに目を入れるという風習があります。これを披露宴の演出として取り入れるのもおすすめです。通常は、目的を達成する前に願掛けのために左目を入れておき、目標を達成すれば右目を入れて願いが成就したことを祝うというものですが、披露宴で行なう場合は、新郎新婦がそれぞれに目を入れるという方法が用いられることがほとんどです。この場合、最初に左目を入れるときに願掛けをしていただきたいと思います。例えば、「たくさんの人に結婚を祝ってもらいたい」などといったすぐに叶う願いをかけます。ゲストに拍手をもらえば、その願いは叶ったことになります。そのあと、右目を入れるという方法です。たくさん拍手をもらうことで大いに盛り上がることでしょう。

鏡開き

お正月に行なう鏡開きを結婚式で行なう演出も人気です。鏡開きは、樽酒のふたを鏡に見立てて、ふたを割ることで、「鏡を割って福を呼ぶ」をいう意味があります。新郎新婦だけで、または両家両親とともにというスタイルも人気です。鏡を開くときの掛け声が大きければ大きいほど、たくさんの福を呼び寄せることができるともいわれているので、「よいしょ」の掛け声をゲストみんなで行なうと大変盛り上がります。
そのあとは、樽に入ったお酒で乾杯をしてもよいでしょう。また、新郎新婦がふるまうのもおすすめです。

お寿司入刀

定番のウェディングケーキ入刀の代わりに、ウェディングケーキのようなちらし寿司で作ったウェディングお寿司にナイフを入れるというのはいかがでしょう。ナイフの代わりに大きなしゃもじを使うのも盛り上がります。ほかにも、大きな饅頭やどら焼きなどに入刀するのも楽しい演出です。またケーキ入刀の際にナイフの代わりにおもちゃの刀や模造刀を使うという演出も盛り上がります。

このように和装ウェディングには、洋装ウェディングにはない演出があり、参加されるゲストの皆さんもあまり目にすることのない演出に盛り上がること間違いありません。洋装の際に行われる定番の演出などにも、アイディア次第で一気に「和」の演出に変わります。和装の際には、是非、「和」の演出もたくさん取り入れてみてください。お二人にとっても、ゲストの皆さんにとっても印象深い素敵な披露宴になることでしょう。

ad
>セルフウェディングで自由な結婚式を

セルフウェディングで自由な結婚式を

本当にやりたいウェディングを適正価格でかなえてほしい。そんな願いからエアブライダルは生まれました。

CTR IMG