もともと結婚式は大勢のゲストを招待して盛大に行うことが一般的でしたが、最近は少ない人数で行う結婚式も増えています。
かしこまりすぎずアットホームな雰囲気を楽しめるのが魅力ですが、心配になるのが費用の問題。
ゲストの人数が少ないと高くつく場合もあるのでしょうか?
今回は、少人数結婚式にかかる費用についてご紹介します。
そもそも少人数って何名まで?
少人数の結婚式に明確な基準はありませんが、ゲスト人数が数名~30名くらいまでの結婚式を指すことがほとんどです。
一般的な結婚式のゲスト人数は平均して60名前後なので、少人数結婚式はその約半分となります。
ゲストは両家の親族や、ごく親しい友人のみを招くことがほとんどようです。
少人数結婚式にかかる平均費用
30名程度のゲストを招待する場合、かかる費用は平均して120万円~160万円程度です。
平均的なゲスト人数の結婚式の相場は約300万円なので、費用もその約半分という計算に!
そのため、少人数の結婚式は「あまり費用をかけられないけど、お世話になった方にきちんと結婚のお披露目をしたい」と考えているカップルに最適と言えるでしょう。
少人数結婚式の費用が抑えられるのはなぜ?
少人数の結婚式が、一般的な結婚式と比べて費用が抑えられるのはなぜなのでしょうか?
それは、演出が少なく済むことが要因の一つと言えます。
大人数を呼んで行う結婚式の場合は、音楽の演奏などの余興やお色直しといったゲストを飽きさせないための演出が必要ですが、少人数の場合はそれほど必要ではありません。
演出はケーキカットやプロフィールムービー上映など最小限に留め、あとはゆったりとした時間を過ごすことがほとんどです。
また、数名のゲストで行われる結婚式に関してはお食事会のような雰囲気なので、余興ですら不要なことも多々。
少人数の結婚式は目立つ演出でなく、ゲスト一人ひとりとの会話を楽しむことに重点を置いて行われるため、費用が安く済むのです。
少人数結婚式は費用がかかるケースも
少人数の結婚式は費用が安く抑えられる傾向にありますが、その一方費用が多くかかるケースも存在します。
それは、「全体の費用が抑えられる分、ゲストのおもてなしにきちんとお金をかけたい」と感じたカップルが、料理や引出物、プチギフトなどをランクアップさせた場合です。
日頃の感謝の気持ちを伝えるためにおもてなしの予算を上げることは素晴らしいですが、あれもこれもとこだわりすぎると予算オーバーになってしまうことも。
打ち合わせでは見積りをよく確認し、予算をかけるところとかけないところのメリハリをつけていきましょう。
少人数結婚式のメリットは?
少人数結婚式のメリットは、やはりゲスト一人ひとりにきめ細かな対応ができるところにあります。
ゲストが少ないからこそ、年齢層ごとに口に合う料理をふるまったり、引出物の贈り分けをしたり、席札に一人ひとりメッセージを書き添えたり…。
ゲストそれぞれに心のこもったおもてなしができます。
さらに新郎新婦にとっても、結婚式準備の手間がかからないという利点も。
ゲスト少ない分席次・席順を決めるのは簡単ですし、時間のかかるペーパーアイテムの印刷作業も、少人数ならあっという間に終わります。
忙しく準備の時間がなかなか取れないカップルは、少人数の結婚式を検討してみましょう。
まとめ
今回は、少人数の結婚式にかかる費用についてご紹介しました。
少人数の結婚式は派手さはないものの費用を抑えやすく、かつゲスト一人ひとりに充実したおもてなしを提供することができます。
これから結婚式を挙げる予定の方はぜひ参考にしてくださいね。