結婚式場のタイプ紹介とメリット・デメリット

結婚式場にはさまざまなタイプが存在します。いざ式場を選ぶとき「何が違うの？どこが良いの？」と迷ってしまう花嫁さんも少なくないはずです。

今回は大きく分けて4タイプの結婚式場紹介と、それぞれのメリット、デメリットを紹介します。

専門式場

結婚式を挙げるために作られた専門式場です。日本の伝統を重んじる歴史ある式場から、独立型チャペルのモダンな式場まで様々な種類が存在します。

メリット

1. 挙式から披露宴までトータルコーデイネート可能
   専門式場には結婚式専属プランナーがそろっています。「どんな結婚式にしたいか」イメージがつかめていないカップルに対してはもちろん、様々な要望も汲み取って適切にアドバイスをしてもらえるでしょう。料理や引き出物、装花も一律して手配可能なため安心して当日を迎えられます。
2. 同じ敷地内にチャペルと披露宴会場があるので移動が楽
   同一敷地内に会場が揃っているため、移動負担が少ないです。特に妊娠中のゲスト、年配のゲストを招待する場合も安心です。
3. 結婚式に特化して作られているため設備や控室が充実
   音響、映像設備が充実しているためより理想に近い演出が実現可能です。新郎新婦はもちろん、親族やゲストが使う控室の確保に困ることもありません。

デメリット

1. アイテム持ち込み制限が厳しい
   専門式場は、ウエディングドレスをはじめとするアイテムを持ち込みできない場合もあります。提携先にはないこだわりのドレスを着たい場合は、契約前に持ち込めるか確認しましょう。
2. 予算が跳ね上がる可能性がある
   専属プランナーが結婚式に必要なものを手配してくれることはありがたいですが、気が付くと予算オーバーになってしまうことも…。必要なものを見極めることが大切です。

ゲストハウス

1軒家と敷地内を貸し切って行うタイプの式場です。ガーデンウエディングを検討している花嫁さんに特に人気の式場タイプです。

メリット

1. 他人の目を気にせず過ごせる
   ゲストハウスは基本的に貸切であるため、他の新郎新婦やゲストとバッティングしないことが魅力です。人の目を気にせずのびのびと過ごせます。
2. 演出も自由度が高い
   貸切であるがゆえに、比較的自由な演出を取り入れられます。開放感のあるガーデンでのケーキカットや、憧れのデザートビュッフェも実現可能です。
3. ゲストとの距離が近い
   ガーデンや貸切スペースを生かして、高砂を設けない自由な配置が実現できます。他のゲストと近い目線でゆっくり会話できることも魅力です。

デメリット

1. 値段が高い
   敷地内を貸切で使用するため、他の結婚式場より値段が高くなってしまう傾向があります。
2. 季節、天候に左右される
   特にガーデンをメインで使用する場合、当日雨が降ってしまった場合準備した演出ができない可能性があります。また、冬の寒い時期には選べないタイプの式場です。

ホテル

ホテル内のチャペルや披露宴会場で結婚式を行います。チャペルがないホテルの場合、近隣の神社や教会で挙式を行ってからホテルに移動する場合もあります。

メリット

1. 格式の高さと知名度はピカイチ　親族にも好評

知名度のある有名ホテルでの挙式は、ゲストに期待と安心感を与えます。一流ホテルはサービスも一流であるイメージを誰しもが持っているからです。格式高い結婚式を好む親族や職場の上司にも、良い印象を与えること間違いなしです。

1. 料理もおいしい
   料理はゲストへのおもてなしに直結する重要なポイントです。ホテルであれば一流シェフが手掛ける料理を存分に楽しめるため、ゲストも満足すること間違いないでしょう。
2. アクセス抜群　遠方のゲストの宿泊も手配できる
   日ごろ宿泊に利用されるホテルは利便性の高い場所にあることが多く、アクセスが良いです。遠方のゲストを招待する場合、宿泊手段を同時に手配できることも魅力と言えます。

デメリット

1. ラグジュアリーホテルであるほど値段が高い
   知名度があり、設備の充実しているホテルは値段が高くなりがちです。ホテルスタッフとの打ち合わせで、予算とすり合わせた計画を綿密に立てていきましょう。
2. 当日何組ものカップルとすれ違う
   特に人気のお日柄だと、1日に何組ものカップルが結婚式を挙げている場合もあります。すれ違いや他人の目が気になる場合はホテルウエディングに向いていないかもしれません。

レストラン

結婚式ができるレストランが近年増えてきています。普段利用しているお気に入りのレストランがあればぜひチェックしてみましょう。

メリット

1. 料理のおいしさはお墨付き
   料理のおいしさにこだわるのであれば、レストランウエディングは最適な選択肢です！レストラン自慢の料理をゲストにふるまうことができます。アレルギーや苦手な食材を持つゲストがいる場合も安心。別の料理に差し替えたりなどきめ細やかに対応できる点はレストランだからこそ実現できる魅力です。
2. 「持ち込み料」がかからない
   ドレスや引き出物など、アイテムに対する持ち込み料がかからないケースが多いです。自由度が高いうえ、工夫すればリーズナブルに抑えることにつながります。
3. アットホーム
   コンパクトな会場が多い分、ゲストとの距離も近くアットホームに行えることも利点です。肩肘はらずゆったりとしたひとときを過ごせます。

デメリット

1. 結婚式用の設備が整っていない
   レストランは結婚式を主の目的としていないため、音響、照明などの設備面が不足している場合が多いです。行える演出にも限りがあります。親族や、ゲスト用の控室が用意できない場合もあるため事前のチェックが必須です。
2. 大人数の招待には向かない
   キャパシティの少ないレストランが多いため、大規模な結婚式を挙げることは難しいです。こじんまり少人数での挙式スタイルに向いています。

いかがでしたでしょうか？今回の記事では様々な結婚式場タイプを紹介しました。どこで挙式をしようか迷っている場合は、ぜひ色々な式場を見学してみてください！自分にぴったりな式場と出会えることを願っています♪