花嫁衣装に欠かせない「ブーケ」。華やかで豪華なブーケは花嫁と共に、結婚式をも彩る重要なアイテムです。しかし、プロにお願いするブーケは結構な費用がかかってしまいます。見栄えは良いかもしれませんが、正直悩むところですよね。そこで今回は、花嫁ブーケを手作りする方法を一挙ご紹介致します。手作りするメリットや使う花の種類などもご紹介していきますので、これだ!と思った方はぜひチャレンジしてみてくださいね。世界で一つだけ、プロ顔負けの手作りブーケを作りましょう♪
ブーケを手作りするメリット
ブーケを手作りする一番のメリットはずばり「制作過程」にあります。費用を抑えようと思うと、手作りでなくともそこそこのブーケは調達できます。しかし、手作りをすることによって制作段階に「思い出」という最大のメリットが生まれます。新郎や母親・姉妹たちと相談しながら制作すると、プロが作ったブーケにはなしえない素敵なブーケとなることでしょう。
また、費用を抑えられるのはもちろんのこと、「世界でただ一つのブーケ」になるということも魅力の一つ。誰とも被らない、自分がこだわり抜いて作ったブーケへの思い入れは一入です。式が終わった後は、自宅に持ち帰ってアレンジも自由。これらのメリットを踏まえ、手作りブーケを検討してみてはいかがでしょうか。
手作りブーケの種類
手作りブーケの種類は、「生花」「ブリザーブドフラワー」「ドライフラワー」「造花(アーティフィシャルフラワー)」などさまざま。結婚式と言えば生花が当たり前でしたが、時代の変化と共にその幅も広がっています。以下でそれぞれの注意点やおすすめポイントをご紹介します。
生花の場合…
生花を使えば、プロと変わらないブーケが出来上がるでしょう。しかし、時間が経つにつれてしおれていってしまう生花は、制作に時間がかかる素人には向きません。日頃からお花に慣れ親しんでいるという方のみ、使用をおすすめします。
プリザーブドフラワーの場合…
プリザーブドフラワーは、半永久的に枯れないのが魅力です。元々が生花のため、生花と変わらないクオリティのブーケを作ることができます。しかし、そもそもプリザーブドフラワーが比較的高価なことと、生花に工夫を施しているため丈夫さに欠けます。繊細で壊れやすいため、初心者には扱いが難しいのが現実。
ドライフラワーの場合…
ドライフラワーは元々の生花を乾燥させ、色合いをシックに抑えたもの。落ち着いた雰囲気のドレスや式には取り入れることも可能ですが、なかなかケースを選びます。乾燥させた花はもろく、扱いには要注意。しかし、ドライフラワーに絶対的こだわりを持った方は、チャレンジしてみるのも手です。
造花(アーティフィシャルフラワー)の場合…
安っぽいイメージがつきまとう造花ですが、最近のものはクオリティが高く、生花さながらの見た目を誇るものも多く見られます。そんな造花を使ったアーティフィシャルフラワーのブーケは、枯れることもなく丈夫なので初心者に最もおすすめのアイテム。
初心者におすすめ「アーティフィシャルフラワーブーケ」の手作り方法とは?
今回は、初心者におすすめのブーケ「アーティフィシャルフラワーブーケ」の作り方例をご紹介します。造花と言っても、組み合わせや素材選び次第ではとっても素敵なブーケになりますよ!
揃える道具
まずは、はさみ・ニッパー・マスキングテープ(フローラルテープ)・紙巻きワイヤー・リボンを用意します。どれも自宅ですぐ揃いそうな道具が嬉しいですね。マスキングテープに関しては、もしお花専用のフローラルテープがある場合、そちらを用意しましょう。いずれも長めに切っておくのが無難です。
花材について
花材については、一般的に大輪から中輪サイズのものを数種類。グリーン系や小花系も大輪・中輪サイズと同比率でバランスよく用意します。色のチョイスは自由ですが、同系色でまとめる方がまとまりよく仕上がるのでおすすめです。また、花材に付属の葉っぱは予め取り除いておき、扱いやすくしておきましょう。
気になるその作り方
作り方としては、まず大輪の花材からまとめていき、合間にグリーン系を挟んでいきます。仕上げに小花系をバランスよく配置し、全体のボリューム感や色味・仕上がり具合をチェック。バランスが整ったら枝の長さを切り揃えます。この時、手で握ることを想定して、少し長めにカットしましょう。続いて、紙巻きワイヤーで一まとめにします。そのワイヤーを隠すようにマスキングテープ(フローラルテープ)を巻き、最後にリボンを巻いて完成です!
まとめ
当日花嫁さんが最も長時間持っているアイテム「花嫁ブーケ」。手作りした世界に一つだけの素敵なブーケは、誰もが注目することでしょう。ブーケにこだわりたい、でも費用は抑えたい…という方は、今回ご紹介した手作りブーケをぜひ検討してみてくださいね。
はじめまして、フリーライターのnene.と申します。現在は美容やグルメ・観光の記事執筆を主に担当しております。過去にはウェディングカメラマンをやっていたこともあり、数々の結婚式の形を見て参りました。その経験を元に、こちらでは皆様のお役に立つような記事をご提供できればと思っております。