時間をかけて準備し、やっと迎えることができる結婚式当日。
ドレスやヘアメイクだけではなく、ブライダルネイルで爪先まできれいに仕上げたいですよね。
ところで、ブライダルネイルは結婚式当日のどのくらい前に準備をしたらいいのでしょうか。ブライダルネイルの基礎知識とベストな準備のタイミングについてアドバイスします。
ブライダルネイルは通常のネイルとは違うの?
「ブライダルネイル」とは、ウェディングドレスや色打掛など、結婚式の衣装に合わせたネイルデザインのこと。
ブライダルネイルは、流行のデザインを重視するよりも、婚礼衣装に合わせることに重点を置いていることが特徴です。
ホワイトやピンク、色打掛に合わせたレッドなどのカラーがよく使われ、形はラウンド型で短めが人気。
フレンチネイルやグラデーション、ワンカラーなど、ナチュラルで清楚に見えるデザインがスタンダードです。
ブライダルネイルの種類は?
ネイルの種類は「ポリッシュ(マニキュア)」、「ジェルネイル」、「スカルプチュア」、「ネイルチップ」と4種類あります。
それぞれ、使われるネイルの素材や持ち、仕上がりなどに違いがあるので、ネイルの種類によって準備のタイミングが違います。
ブライダルネイル、準備はいつがベスト?種類ごとに解説!
ブライダルネイルは、いつ準備をすればいいのでしょうか。
種類ごとにベストなタイミングをご紹介します。
1.ポリッシュ(マニキュア)
ポリッシュの場合は、2~3日前に準備をしましょう。
ポリッシュは、セルフネイルも可能なので、ワンカラーなど簡単なものなら前日でもOK。
ただし、凝ったデザインのものは時間がかかるので、2日前までには終わらせておきましょう。
ジェルやスカルプのように耐久性がないため、早い時期から準備をすると日常生活をするうちによれたり剥げたりしてしまいます。
なるべく、結婚式の日に近い方がきれいな状態を保つことができます。
2.ジェルネイル
ジェルネイルは、最もポピュラーなネイルアートです。
持ちがよくアートも自在なので、多くの花嫁のブライダルネイルに選ばれています。
ジェルネイルの場合、2~3日前までに準備をするのがおすすめ。
施術時間の平均は1時間半~2時間で、デザインによってはもっと時間がかかる場合もあるので、忙しい前日には避けた方がいいでしょう。
ジェルネイルは、爪にジェルを密着させるため、爪が伸びると根元の自爪部分が広がってしまいます。
1週間くらいたつと伸びた部分が目立ち始めるので、あまりに早く準備をしない方がいいですよ。
3.スカルプチュア
スカルプチュアは、爪に長さを出したいとか、凝ったアートをしたい人におすすめのネイルです。
ブライダルネイルでスカルプチュアをするなら、2~3日前までがベスト。
スカルプチュアの施術時間は、2時間~3時間と長時間に及びます。
アートや長さ出しを多くするならさらに時間がかかることもあります。
ですから、ネイルサロンに行くなら、半日程度時間を取れる日にして、余裕を持つと安心です。
ネイルチップ
ネイルチップは、市販のものとオーダーのものの2種類あります。
市販のものは、1週間前までに購入し、上手につけることができるかリハーサルをしてみましょう。
オーダーの場合は、3週間前~2週間くらい前にお店でオーダーするのがおすすめ。
オーダー後出来上がるまでに1週間~10日程度かかるので、なるべく早めに準備をしておく方がいいでしょう。
<h2>ブライダルネイル後、当日までの注意点
せっかくきれいに整えたネイルを当日まできれいに保つために、ぜひ心掛けてほしいポイントやケア方法をご紹介します。
ネイルオイルで乾燥防止
手を洗ったり、布に触れたりすると、爪のうるおいは奪われてしまいます。
爪が乾燥するとネイルの持ちが悪くなり、当日までに傷がついてしまう可能性があります。
特に爪の根元は乾燥しやすいので、ネイルオイルを塗ってしっかりケアをし、爪先が美しく見えるようにしましょう。
爪先ではがしたりつまんだりしない
シールをはがしたり細いものをつまんだりなど、爪先に負担がかかると、爪の先からネイルがはがれてしまいやすくなります。
また、爪が割れる原因にもなるので、気を付けましょう。
ブライダルネイルで当日の爪先を美しく彩って
ブライダルネイルを準備するタイミングは、結婚式の2~3日前が最多でした。
ネイルチップだけは少し早めにオーダーする必要があるので、時間のある時になるべく早めに行きましょう。
ネイルが美しいと、当日のテンションも上がります。
一生の思い出となる大切な記念日のために、ぜひブライダルネイルで爪先を美しく整えてくださいね。
ウェブライターとして10年以上、さまざまなジャンルの記事を執筆する傍ら、ブライダルMCとしても活動中。ブライダル、ウェディングのトレンドや新郎新婦のニーズを日々身近に感じています。ウェディング業界に携わっているからこそ発信できる、リアリティ溢れる旬な情報をお届けします。