花嫁姿を格上げする和装の立ち振る舞いとは?

和装姿を格上げする立ち振る舞いを覚えよう

着るだけで上品で優雅、それでいて豪華な印象を与える和装。結婚式で和装を着るなら、尚更その魅力は倍増です。しかし、和装は日頃着る機会が少ない分、着物に着られてしまいがちです。素敵な花嫁になるためには、上品に和装を着こなしましょう。ポイントは、立ち振る舞いです。立ち方、歩き方、座り方や目線などに少し気を遣うだけで、より一層美しく見えるようになります。

この記事を読んで、結婚式当日は、新郎が改めてうっとりするような素敵な花嫁を目指してください。きっとゲストの方もあなたの魅力に目を奪われることでしょう。

立ち方

まずは、背筋をピンと伸ばします。頭の上から糸で吊るされているようなイメージをするとよいでしょう。和服を着ると、前かがみになりがちです。気をつけて、背筋を伸ばすようにしてください。その時に、あごが上がってしまわないように、あごを引き気味にするようにしましょう。あまり引きすぎると目線が足元にいってしまいます。そうなると、暗い印象を与えてしまいますので、3m先の床を見るようにしましょう。自然にあごを引くことができます。

歩き方

歩く時も背筋はピンと伸ばしましょう。かつらを着けているときは、頭が後ろにひっぱられがちですが、少し前に重心をもってくることで、バランスが取りやすくなります。また、つま先にも気を配ってください。歩いた時につま先が内側に向くように、内股で歩くようにするとよいでしょう。決してガニ股で歩かないように気を付けてください。また、大股で歩かないよう歩幅を小さくすることも大切です。洋服の時には颯爽と歩く人も和装の時には、すり足のイメージで歩くようにすると上品に見えます。

和装での動きに慣れていないと、歩く時に着物が重くて体が揺れがちです。体が上下左右に揺れていると、美しくありません。お腹にしっかりと力を入れるようにすると安定するでしょう。また、新郎と歩く時には、ドレスの時にように並んで歩かずに、一歩下がって歩くようにしましょう。新郎との距離が開きすぎるのもよくないので、新郎に歩幅を合わせてもらうように話しておくとよいでしょう。

座り方

椅子に座る時には、深く腰掛けないようにしましょう。椅子の半分ぐらいまで腰掛けるようにして背もたれは使いません。そうすれば、自然と背筋も伸びるので美しい姿勢を保つことができます。帯に締めつけられているため、時間が経つと猫背になりがちですので、常に姿勢には気を付けておきましょう。

お辞儀の仕方

和装の際は、ドレスに比べてお辞儀がしづらいと思います。しかし、コツさえ覚えておけば、キレイに見えますので是非実践してみてください。ポイントは、腰です。お辞儀をする時は、腰から曲げます。その時の角度は約30度、深くもなく浅くもなく丁度よい角度が30度なのです。かつらの場合は、頭が重いのでつい頭だけ下げてしまいそうになりますが、頭は動かさずに腰を折るイメージです。ゆっくりと行なうとより優雅で上品に見えます。

このほか、和装の場合は、極力大きな動作は避けるようにしましょう。手を大きく振る、手を高く上げるといった手を大きく動かす動作は、着崩れの原因になります。また手を伸ばして何かを取る場合には、反対側の手で袖口を抑えるようにしましょう。そうすると、袖が汚れる、袖がめくれて腕があらわになることがない上に、優雅で上品に見えます。是非、気を付けて実践してみてください。

着物を着慣れている花嫁はそう多くないと思います。動きも制限されるので立つ、歩く、座るといった基本的な動作も普段とは全く違ってきます。しかし、今回ご紹介したポイントを知っておいていただくことで随分、所作が美しくなると思います。できれば、事前に練習しておくと結婚式当日に慌てることなく優雅で上品な立ち振る舞いができることでしょう。

美しい所作を身につけて、結婚式当日は、上品で素敵な花嫁になってください。

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