ウェディングドレスは衣装店でレンタルする!というご新婦様が多いですが、
- 前のデザインはこのドレスが好きだけど、後ろのデザインはあっちのドレスの方が好き…
- 自分の身体に合うサイズが無い!
などの経験をされている方も多々いらっしゃるのが現状。そこで、好きなデザインのドレスを自分にぴったりのサイズで手作りしてみませんか?方法によっては大幅にコストカットすることも可能です。本記事では、ウェディングドレスを手作りする方法を、費用別にご紹介していきます!
【費用 低:本や動画を参考に自分で作る】
最もお安くドレスを手作りする方法は、本などを参考にし、自力で作る方法です。本によってはドレスの型紙が付いているものもありますが、生地や装飾用のビーズなどの材料は自分で調達する必要があります。しかし、本は数千円で購入できることを考えると、かかる費用は実質材料代のみ。材料にもよりますが、2-3万円程度で手作りドレスを完成させることが可能になります。最近ではYouTubeなどにドレスを作る行程をアップしている方もいるので、そちらも参考になりそうですね。
【費用 中;手作りキットを購入して作る】
材料を自分で調達するのはちょっと面倒…という方には、手作りキットを購入する方法がおすすめ。一般的に、手作りキットには
- 型紙
- 生地や糸
- 作り方が書かれた紙
などが入っており、これだけでドレス作りが完結するようになっています。
また、どこの業者を選ぶかにもよりますが、
- 型紙は利用者の希望どおりのデザインで仕上げてくれる
- 仮縫いだけは仕上げた状態にしておいてくれる
- 作り方で不明点があったとき、直接質問できるチケットを数枚付けてくれる
などのサービスを行なっているところもあるので、自分に合う商品を探してみて下さい。
手作りキット購入にかかる費用は、どこの業者を選び、どのようなサービスを付けるかによって大幅に変わります。多数のサービスがついているキットの場合30万円ほどかかることもあり、次にご紹介する「教室に通って作る」方法よりも高くつく可能性も否めません。また、どんなに安いキットを選んだとしても、前述の「本や動画を見て自力で作る方法」と比べると高い費用が発生するでしょう。しかし、
- 業者がデザインしてくれた型紙を使える
- 生地や糸などを揃える手間がない
などのメリットがありますので、忙しいご新婦様にはおすすめできる方法です。
【費用 高:教室に通って作る】
1人で作るのはちょっと不安…という方は、教室に通い、先生の指導を受けながらドレスを作る方法がおすすめ。費用については「1回1時間のレッスンにつき3000円〜5000円程度」としている教室が多いようです。当然、1回のレッスンでは完成しませんし、材料費なども別にかかってきますので、費用としてはどうしても高くつきますが、特に裁縫に不慣れな方の場合、教えてくれるプロの存在は心強いですよね。近年では、遠方で通えない方のために、オンライン講義を行っている教室もあるようですので、チェックしてみて下さい。
【費用は生地や装飾によっても異なる】
ウェディングドレスを手作りする方法を費用別にご紹介してきましたが、前述のとおり、費用は生地や装飾などの材料によっても大幅に変わってきます。
ウェディングドレスに使われる主な生地と言えば
- サテン
- シルク
- タフタ
- レース
などが挙げられますが、例えばサテンの中にも種類がいくつかあり、それによっても値段が異なります。近年では
- チュール
- オーガンジー
などの軽やかな生地も大変人気がありますね。生地によって扱いやすさ(縫いやすさ)も異なりますので、最適な生地を探してみて下さい。
【まとめ】
一般的に、ウェディングドレスの手作りには4ヵ月程度の期間がかかると言われています。もちろん簡単なデザインであれば短縮できると思いますが、難しいデザインの場合や、忙しくて時間の確保が中々できないご新婦様の場合、それ以上の時間がかかることもあるでしょう。また、挙式が近づくにつれ、他にも準備を進めるべき項目が増えてきますので、ウェディングドレスの手作りを検討されている方は、なるべく早めに着手されることをおすすめします。時間はかかりますが、世界で1着しかない手作りウェディングドレスを身に付けて迎える結婚式は、最高の1日になること間違いなしですよ。
大手結婚式場で勤務する中で、「当初の見積もりを大幅に上回る費用が掛かってしまった…」など、金銭面における理想と現実の差異に悩むお客様を多く見てきました。そういった悩みを解決してくれるのが”セルフウェディング”というシステムであると考えています。皆さんが内容面でも金銭面でも納得のいく結婚式を挙げられるようにという願いを込めて、1つ1つの記事を丁寧に執筆致します。