コロナ対策で人気のガーデンウェディングについて知ろう

密閉を避けたガーデンウェディングがおすすめ

4月から6月に予定されていた挙式の多くが延期となった2020年。新郎新婦はもちろん、結婚式場も苦しい選択を余儀なくされました。

5月25日に緊急事態宣言が解除されたものの、「新しい生活様式」でwithコロナの暮らしはまだまだ継続中です。県をまたぐ往来を自粛するため、また当日の三密を避けるため、挙式を慎重に考える人が増えています。

コロナ対策でガーデンウェディングを考える人が増加

そんな中で、三密の一つである「密閉」を気にしなくてもよいガーデンウェディングの人気が高まっており、ガーデンウェディングのできる会場には、問い合わせが日に日に増えています。

例えば、都心とは思えないほど開放的なガーデンテラスとオープンキッチン付きの披露宴会場が自慢のアルモニーソルーナ表参道は、年内の予約が埋まりつつあるとのこと。日程や時間帯によっては多少の空きがあるので、お問い合わせは歓迎だそうです。

ガーデンウェディングならではの魅力で盛り上がろう

そもそもガーデンウェディングの魅力は、解放感たっぷりのパーティを楽しめること。屋外ならではの演出も多彩です。

バルーンリリース

大空に向かって風船を放つ「バルーンリリース」が有名ですが、さらに進化した「ドロップ&フライ」も新鮮!風船をプールや噴水などに投げ入れ、水面に浮かべると、重りをつないでいたリボンが水に溶けて切れ、風船たちが次々と水面から飛び立っていきます。

フラワーシャワー

もう一つの演出で人気なのは、ゲストから新郎新婦に花びらをふりかけるフラワーシャワー。花の香りで周りを清め、幸せを妬む悪魔や災難から新郎新婦を守るという意味合いがあります。

花びらをきらめく紙吹雪に代えた「コンフェッティシャワー」や、シャボン玉にした「バブルシャワー」も、解放感と風の流れがあるガーデンウェディングにぴったりの演出といえるでしょう。

ガーデンウェディングのリスクと回避方法

ガーデンウェディングは、天候の影響を大きく受けるのがリスクです。真夏の暑さ、冬場の寒さへは、対策したとしても限界があります。秋の長雨やゲリラ豪雨も想定しなければなりません。

急に降り出した雨に備えて、屋根のあるスペースも用意されていますが、かえって「密」になってしまうことも。

また、前述の演出も、シャワーを降らせるためにゲストが密集してしまうのは避けたいところです。紙吹雪などはクラッカーに仕込んでおくタイプを使うのがおすすめ。シャボン玉であればゲストが吹きかけるのではなく、機械仕掛けのものを使いたいところです。コントロールもばっちりで、マシーンならではのゴージャスな演出が楽しめます。

ガーデンウェディング不可の会場の対策

一方、ガーデンウェディングの設備のない式場では「屋外の会場を新設するのは難しい」として、屋内でできる万全の感染防止対策を講じています。

一般的なアルコール(エタノール)消毒液を設置や、ドアノブ・エレベーターボタンなどの定期的な消毒、スタッフのマスク着用や健康管理の徹底は当然のこととして、座席の間隔を充分とれる部屋の提案や、スタッフの人数を減らしている式場が多いようです。

料理については、あらかじめ調理して席に用意しておく、豪華なお弁当にするなどの新スタイルが登場。スタッフやゲスト同士の接触を最小限にできます。複数の人で取り分ける大皿料理や、料理が出しっぱなしになるビュッフェは敬遠されつつあるようです。

換気についても、できうる限り!という姿勢でのぞまれている様子が伝わってきます。披露宴中に冷暖房が必要な場合は窓を閉めることになりますが、開場直前までは全開放にして新鮮な外気と入れ替えているそうです。

会場変更にまつわるトラブルに注意

コロナ以前から、消費生活センターに寄せられる結婚式がらみのトラブルは「契約・解約」に関する相談が全体の9割近くを占めていました。1年近く先の予約にもかかわらずキャンセル料が高額である、「このプランは今だけ」などと急かされて契約したがキャンセルしたい、などというものです。
(出典:国民生活センターhttp://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20151105_1.html)

しかし、コロナによるキャンセル・延期は、式場側にも利用者サイドにも非があるわけではなく判断が難しいところ。セントアクアチャペル東京などの式場は、年内であればキャンセル料金不要で日程変更できるとしています。

すでに式場予約を済ませたカップルは、キャンセル料はもちろん、場所の変更をゲストに知らせるわずらわしさを考えると、日程変更だけという選択をする場合が多いようです。

最後に

コロナ対策を考えると圧倒的に有利にみえるガーデンウェディングですが、リスクゼロというわけではありません。屋内の結婚式場も、しっかりと感染防止対策を講じているところがほとんどです。

どこで挙式・披露宴を行うにしても「新しい生活様式」による制限がありますが、プランナーさんと相談しながら、新しいウェディングの形をぜひ作ってくださいね。

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