ウェディングドレスやカラードレスをきれいに着るためのブライダルインナー。
結婚式でドレスを着るほとんどの新婦が購入するアイテムです。
多くの人にとって初めての購入となるブライダルインナーについて、よくある質問をピックアップしてご紹介します。
よくある質問【サイズ編】
キツイけど、これでいいの?
ブライダルインナーをはじめてつけた人のほとんどが「キツイ!」と言います。
補正下着なので、ある程度締め付け感があるのは当然です。
しかし、あまりにもキツイまま長時間着用すると気分が悪くなってしまうので、無理をせずに緩めましょう。
数段ホックをずらしたからといって、大きくシルエットが変わることはありません。快適さを優先することが大切です。
左右のバストの大きさが違う場合どうすればいい?
左右のバストが1カップ違うなど、大きさに差がある人は多いです。
この場合、大きなバストに合わせて選び、小さなバストの方にはパッドを詰めてフィット感を調整します。
大きな胸を小さく見せたい場合は?
露出の多いドレスを着る時、豊かなバストが気になってしまうという方はとても多くいます。
そのような方には「パーフェクトビスチェ」というタイプがおすすめです。
バストラインをなだらかにして整え、大きさを目立ちにくくしてくれます。
どうしても合うサイズがない!
ブライダルインナーは、オーダーメイドで作ることができます。
値段は既製品より割高ですが、ぴったりフィットするので着心地がよくズレにくいというメリットがあります。
オーダーで作ると時間がかかるため、挙式の半年前くらいには準備を始めるのがおすすめです。
よくある質問【デザイン編】
3点セットと2点セット、どちらがいい?
ブライダルインナーでは、セミロングブラ・ウエストニッパー・ガードル(フレアパンツ)
の3点セットか、ロングビスチェ・ガードル(フレアパンツ)の2点セットが主流です。
着心地やシルエットの好み、ドレスのデザインなどに合わせて決めましょう。
細身のドレスには、ウエストニッパーのある3点セットの方が、くびれができやすくおすすめ。
生地が薄いドレスには、ラインがシンプルな2点セットがいいでしょう。
色は白やベージュしかないの?
ブライダルインナーは、白やベージュが基本です。
しかし、実は他にもモカや薄いグレー、黒などがあります。
ウェディングドレスの生地によっては下着の色が透けてしまう場合があるので、ドレスに合わせて選びましょう。
ドレスのフィッティングまでにはブライダルインナーを購入しておくことをおすすめします。
妊娠初期でもマタニティ用が必要?
お腹がほとんど目立たない妊娠初期だと、普通のブライダルインナーでも着られます。
しかし、数か月たつとお腹周りが急激に大きくなることが多く、さらに締め付けが体調不良を引き起こすこともあるので、注意が必要です。
マタニティ用のものはきついボーンが入っておらず、幅広いサイズ調整が可能です。
妊娠初期であっても、マタニティ用を選ぶ方がおすすめです。
よくある質問【その他編】
ブライダルインナーはいつ購入する?
ブライダルインナーの購入は、挙式の3か月~4か月前という人が多いようです。
ドレスのフィッティングや前撮りなどには自前のブライダルインナーが必要になります。
また、事前に着慣れておくことで、当日も慣れた着用感で快適に過ごすことができます。
遅くとも、挙式の1か月前までには購入しましょう。
新郎もお店についていける?
ほとんどのお店では、男性の入店を断っています。
これは、新婦だけではなくほかの女性も多く利用するため、周りのお客様に配慮してのことです。
新郎と一緒に選びたいなら、デジタルカタログやオンラインショップなどを利用しましょう。
ネット購入でも大丈夫?
ブライダルインナーは、実際にサイズを測って購入するのが最も確実です
しかし最近は、オンラインで購入する人も増えています。
ブライダルインナーを扱うネットショップでは、電話やチャットなどでやり取りしながら選べるところがあります。
自分の判断だけで選ぶのに自信がないという人には、このようなお店での購入がおすすめです。
オンラインショップを利用する場合、万が一サイズが合わなかった時に備えて、返品や交換に関する規定をチェックしておくことがおすすめです。
おわりに
ブライダルインナーは、自分の普段の下着サイズでも大丈夫です。
しかし、普段間違えたサイズの下着つけている人は結構多く、結果的に違ったサイズを購入する人が大半です。
ドレスをきれいに着るためにはジャストフィットしていることが大切。
サイズの合ったブライダルインナーはズレにくく、挙式、披露宴を快適に過ごすことができます。
ですから、実際にお店でプロに採寸してもらってから購入するのが理想です。
ぜひブライダルインナー選びの参考にしてくださいね。
ウェブライターとして10年以上、さまざまなジャンルの記事を執筆する傍ら、ブライダルMCとしても活動中。ブライダル、ウェディングのトレンドや新郎新婦のニーズを日々身近に感じています。ウェディング業界に携わっているからこそ発信できる、リアリティ溢れる旬な情報をお届けします。