オリジナルウェディングとはいうものの、どんなところで個性を演出していいかわからない・・・という人は、ぜひ「花・グリーン」にこだわってみませんか？
会場の雰囲気は、選ぶ花次第で大きく印象が変わります。
そこで今回は、パーティー会場を個性的に彩るおしゃれな花についてご紹介します。
結婚式の「花・グリーン」が重要であるワケとは
装花は「おもてなし」となる
花やグリーンは、「さりげない存在」ではありますが、あることで空間が華やぎ、パーティーの雰囲気を明るく彩ります。
花は、新郎新婦が思っているよりもゲストの印象に残るもの。ゲストの心を和ませ、くつろいでもらうためにも大切な演出のひとつです。
装花の少ない会場はどうしても貧層に見えやすく、せっかくご祝儀を包んで列席してくれるゲストをがっかりさせてしまうこともあります。
花の種類や飾り方、ボリュームなどにこだわることはゲストの方へのおもてなし。だからこそ装花は重要なのです。
装花におすすめのおしゃれな花 7選
1.ローズ
人気ナンバーワンは、やはりバラです。
気品があり華やかなバラには愛にまつわる花言葉が多く、結婚式にはピッタリだとされています。
最近では、くすみピンクや淡いイエローなど、ロマンティックな色合いのものが人気です。
2.ホワイトレースフラワー
小さな花が集まったレースフラワーは、可憐な印象。ハーブなどと組み合わせてガラス瓶に入れるなど、ナチュラルな雰囲気にディスプレイするとおしゃれです。
3.デルフィニウム
小さな花をびっしりとつけるデルフィニウムは、可憐な印象のある花。紫、白などさまざまな色がありますが、とりわけ人気が高いのがさわやかで凛とした印象のある青です。
初夏に咲く花なので、会場を涼しげな雰囲気に演出したい人におすすめです。
4.バンクシア
素朴な風合いやくすみのある色合いがおしゃれなバンクシア。穂状花序（すいじょうかじょ）という特徴的な形で、ワイルドな雰囲気を持つ花です。
ナチュラルウェディングやアンティークウェディングなど、トレンドのウェディングスタイルに引っ張りだこの人気者です。
5.シャクヤク
大きくて丸みのあるシャクヤクは、結婚式の人気の花。目を惹く華やかさがありながら主張しすぎない上品さがあり、ブーケとしても会場装花としてもよく取り入れられます。
洋風にも和風にも合う、オールマイティな花です。
6.トルコキキョウ（ユーストマ）
優雅で品があり、会場装花、ブーケともによく使われる人気の花です。
白、ピンク、紫、イエローのほか、グリーンなど個性的な色もあり、カラーバリエーションが豊富であることが特徴です。
スタイリッシュな一重咲きのものとボリューミーな八重咲きのものがあります。
7.すずらん
英国の王妃、キャサリン妃がブーケにしたことでも話題のスズラン。
清楚で可憐な印象があり、「純粋」とか「リラックス」などの花言葉を持ちます。
鈴に似た見た目の花が「幸せを運ぶベルを鳴らしてくれる」という意味もあり、縁起のいいお花としても知られます。
装花におすすめのおしゃれなグリーン3選
1.ユーカリ
最も人気の高いグリーンのひとつであるユーカリ。
花瓶に飾るだけでなく、テーブル上にランナーのように敷いたり、キャンドルに巻いたりしても使われます。さわやかでとてもいい香りがします。
2.多肉植物
丸身があり肉厚な多肉植物は、会場装花としてもブーケの花材としても人気急上昇中。ぷっくりとした見た目やナチュラルな雰囲気が魅力です。
ゲストひとりひとりのテーブルに用意して席札代わりにしたり、受付に飾ったり、色々な場面に取り入れることができます。
3.パンパスグラス
パンパスグラスは、ススキに似た見た目の多年草。
秋には特に多く取り入れられますが、一年を通して人気があります。
ダリアやアジサイなど、大きめの花との相性がよく、最近ではブーケにもよく使われます。
メインテーブルやフォトスポットなど、目立つところに取り入れるのがおすすめです。
おわりに
会場装花は、選ぶ花で大きく印象を変えることができるからこそ、ぜひこだわってほしいポイントです。
自分たちのために足を運んでくれたゲストの方たちにおしゃれに楽しく過ごしてもらうためにも、ぜひ花選びやディスプレイ方法などに工夫をしてくださいね。
ウェブライターとして10年以上、さまざまなジャンルの記事を執筆する傍ら、ブライダルMCとしても活動中。ブライダル、ウェディングのトレンドや新郎新婦のニーズを日々身近に感じています。ウェディング業界に携わっているからこそ発信できる、リアリティ溢れる旬な情報をお届けします。
