最近のウェディングでは、ドレスではなくあえて伝統的な色打掛や白無垢といった「和装」を選ぶ花嫁さんが増えています。
でも、和装の結婚式での演出はあまりバリエーションがないと感じてる方も多いですよね。
そこで今回は、和装の結婚式でもできる意外な演出方法をご紹介します。
工夫次第で和の雰囲気を盛り込むことは十分できるので、和装の結婚式をする予定の花嫁さんはぜひ参考にしてくださいね。
挙式での演出
挙式は披露宴よりも時間が短いですが、定番の演出のアイテムを置き換えることで、和の雰囲気を盛り込むことができます。
折り鶴シャワー
新郎新婦が退場するときの演出として一般的なのはフラワーシャワーですが、その代わりに「折り鶴シャワー」をしてみてはいかがでしょうか?
和柄の折り紙で作った色とりどりの折り鶴は、華やかで和の雰囲気たっぷり!
さらに鶴は平和や長寿の象徴とされるため、縁起が良いのも魅力の一つです。
折り鶴はあらかじめ自分たちで用意してもいいですし、受付でゲストに折り紙を配り折ってもらってもOK。
挙式退場の際に色鮮やかな折り鶴を新郎新婦にまいてもらえば、抜群のシャッターチャンスにもなります。
扇子プルズ
花嫁さんが持つブーケから参加人数分のリボンを出しておき、未婚の女性ゲストに引き当ててもらうブーケプルズ。
これのブーケを扇子に置き換えたのが「扇子プルズ」です。
方法はブーケプルズと同じで、リボンの内の1本に扇子につけておき、当たったゲストに扇子や景品をプレゼントします。
扇子には花や水引をつけて可愛くデコレーションすることも多く、ゲスト皆で一緒に盛り上がることのできる演出です。
ブーケプルズと同様スペースをあまりとらずにできるので、小さな会場での結婚式にもおすすめです。
披露宴での演出
披露宴は挙式に比べて自由度が高いので、型にはまらない思い切った演出方法を取り入れてみましょう。
番傘を手にして入場
ゲストがワクワクする特別な瞬間である入場シーンに、「番傘」を取り入れると印象的な演出に♪
番傘とは和傘の一種で、竹骨に紙を張り油をひいた雨傘のことです。
伝統的な小物なので、手にして入場すれば白無垢や色打掛の美しさが際立ち、和の雰囲気を盛り上げることができます。
新郎新婦が番傘を中心にぴったりと寄り添う姿は、仲の良さを表現できるほほえましい演出にもなります。
ちらし寿司カット
洋装の結婚式では定番中の定番の演出であるケーキカット。
それをちらし寿司に応用したのが「ちらし寿司カット」です。
大きなちらし寿司にしゃもじで入刀する姿はインパクト満点!
見た目も華やかなので、ケーキカット以上に写真映えすること間違いありません。
ちらし寿司はウェディングケーキ同様、新郎新婦の希望に合わせて作ってもらえること多いので、文字入れやデザインで個性を演出するのがおすすめです。
和太鼓の生演奏
お色直し中にゲストをお待たせする時間には、プロフィールムービーを流すのが一般ですよね。
でも、そこで和の雰囲気を強調するなら、余興として「和太鼓の生演奏」を取り入れてみてはいかがでしょうか?
ゆったりとした音楽からガラリと雰囲気が変わり、会場中に響きわたる和太鼓の音色…。
お子さんからご高齢の方まで、幅広い年代のゲストの心をつかむこと間違いありません。
洋装の結婚式ではあまりない珍しい演出なので、待ち時間のゲストへのサプライズにもなりますよ。
最後に
今回は、和装の結婚式でもできる意外な演出方法をご紹介しました。
ご紹介したもの以外にも、和装ならでは演出方法はまだまだたくさんあります!
和にこだわった演出で、自分たちらしいオリジナリティあふれる結婚式を実現してくださいね。