オリジナルウェディングとは、自分たちらしい結婚式をしたい人たちに選ばれている結婚式のスタイルです。
さて、「オリジナルウェディング」とはよく言いますが、オリジナルウェディングとは具体的どのようなものなのでしょうか。
この記事では、オリジナルウェディングの定義や具体例などをご紹介します。
オリジナルウェディングってなに?
オリジナルウェディングとは、新郎新婦の個性を打ち出した結婚式のことです。
結婚式をする場所や会場装飾、演出などに、「自分たちらしさ」のある内容を盛り込むもので、あらゆるところに創意工夫が凝らされていることが特徴です。
オリジナルウェディングにはどんな種類があるの?
一口に「オリジナルウェディング」には、大まかに2つのパターンに分けられます。
1.すべてを自分たちで手配するスタイル
1つ目は、会場やプランナーさん、料理、衣装、カメラマンなどすべてを自分たちで手配するスタイルです。
自分たちの好きなものだけをパズルやブロックのように組み合わせていくので、満足度の高いオリジナルウェディングが叶います。
ただし、手配に手間がかかることと、自分たちで準備しなくてはいけないことが多いことがデメリット。準備期間には余裕を持っておくことが必要です。
自由度が高く、結婚式場やホテルよりもリーズナブルに式を挙げられることがメリットです。
2.結婚式場のセミオーダープランでつくるスタイル
オリジナルウェディング人気の高まりから、最近は、結婚式場やホテルでも「オリジナルウェディングプラン」なるものを提案するところが増えました。
プラン内に会場使用料や衣装、料理など基本的なものがセッティングされているので、それをもとに自分たちで好きなオプションやコースを選んで組み立てていくというものです。
専任のプランナーさんやプロのスタッフが手伝ってくれるので、自分たちだけで結婚式準備をすることに不安があるというカップルにおすすめ。
すべて自分で手配するタイプのオリジナルウェディングに比べると値段は高いですが、安心感をとるならこちらがおすすめです。
オリジナルウェディングで工夫したいポイント3つ
オリジナルウェディングで「自分たちらしさを演出したい!」という人に向けて、ゲストにインパクトを与えることができるポイントをアドバイスします。
①会場に個性を
結婚式をする場所といえば、ホテルやゲストハウスが一般的ですよね。
最近では、レストランでウェディングという人も増えてきましたが、これら王道の会場以外から選ぶというのが、一つのスタイルです。
たとえば、同級生同士の結婚式なら母校を選ぶとか、アウトドア好きならキャンプ場にするなど、「え、ここで!?」というような会場チョイスすることで、個性を演出することができます。
その他、動物園や水族館、牧場、古民家など、様々な場所が選ばれています。
②オリジナル挙式ができる人前式
オリジナルウェディングをしたいという人が多く選ぶのが、人前式。
人前式は、シビルウェディング(市民の結婚式)といい、かつてヨーロッパなどでは人が行きかう街中の広場などで、周りの人に祝福されて愛を誓ったとされています。
人前式は、キリスト教式や神前式とは違い、形式がなく、アットホームな雰囲気で挙式できることが魅力。
誓いの言葉や結婚証明書はもちろん、演出や進行も自由で、いわば「なんでもあり」なので、自分たちらしさを表現したい人には最適です。
③イベントに工夫を
ブーケトスやファーストバイトなど、定番の演出は自分たちには合わないな・・・という人たちは、ぜひオリジナルのイベントを実施してみましょう。
取り入れやすくて人気なのが、ゲスト全員参加の「クイズ大会」。新郎新婦から3問程度出題し、正解数の多いテーブルが勝ち! というものです。
また、変わりダネでは、新郎がおもちゃのバットを振ってキャッチした人に商品をプレゼントする「バッティングトス」や、高級ワインと安価なワインの「飲み比べ対決」など、まるで2次会のようなイベントも。
ゲストとわいわい楽しむことができるイベントは、ゲストの心にも印象深く残ります。
いろいろなアイディアで素敵なオリジナルウェディングを♡
オリジナルウェディングは、自分たちの好きなことを存分に詰め込むことができる、まるで夢のようなイベントです。
大切な人たちと、自分たちの好きなことを共有することができる時間は、かけがえのない思い出になることでしょう。
これから結婚式をする予定があるなら、ぜひオリジナルウェディングを検討してみてはいかがですか。

ウェブライターとして10年以上、さまざまなジャンルの記事を執筆する傍ら、ブライダルMCとしても活動中。ブライダル、ウェディングのトレンドや新郎新婦のニーズを日々身近に感じています。ウェディング業界に携わっているからこそ発信できる、リアリティ溢れる旬な情報をお届けします。