結婚式でご新婦様が着用するグローブには、様々な長さ・デザインのものがあり、「どれにしようか悩んでしまう…」という方も多数いらっしゃいます。本記事では、おすすめのグローブの選び方をご紹介しますので、是非参考になさって下さいね!
結婚式で新婦がグローブを付ける意味とは?
選び方をご紹介する前に、そもそも結婚式でご新婦様がグローブを着用するのはなぜなのか、その理由に触れてみましょう。結論から言いますと、大きく2つの理由があります。1つ目は、フォーマルな場でのマナーとして肌の露出を抑えるため、そして2つ目は、穢れの無い存在とされている花嫁の「無垢を表す」ためです。
結婚式での指輪交換の際、ご新郎様がご新婦様のグローブを外す行為は、「無垢の象徴」を外すことと同義。「今からあなたのものになります」という、ご新婦様の決意を表すとも言われているのです。
グローブのおすすめの選び方はコレ!
「フォーマルさ」を高め、花嫁の無垢を象徴してくれるグローブ。数ある中から自分にぴったりのグローブを選ぶには、どうしたら良いのか、解説します。
1. 長さを選ぶ
まず、グローブの長さを決めていきましょう。長さは主に以下の3種類があります。
- ロング丈(約50㎝、肘上までくるもの)
- ミディアム丈(約40㎝、肘下くらいの長さ)
- ショート丈(手首までの長さ)
先に述べたとおり、フォーマルな場ではなるべく肌を隠すのがマナー。カジュアルなお式を挙げるご予定であればどの長さでも良いですが、大聖堂をはじめ、格式高い式場で挙式をされるご予定の方には、ロング丈がイチオシです。但し、袖付きのドレスを選ばれた方はロング丈にこだわらず、ドレスの袖とのバランスが良いグローブを選ぶようにしましょう。
2. タイプを選ぶ
長さを決めたら、次はグローブのタイプを決めます。グローブのタイプは主に以下の2種類です。
- 手袋タイプ(指が隠れるタイプ)
- フィンガーレスタイプ(指が出るタイプ)
「フォーマルさ」の観点からいくと、やはり指が隠れる手袋タイプのグローブがおすすめですが、フィンガーレスタイプのグローブにも、様々なメリットがあります。例えば、グローブをしていてもネイルや指輪が良く見えることなどです。
また、先に述べたとおり、指輪交換の際にグローブを外す行為には意味がありますが、介添人をはじめとするスタッフがいないカジュアルなお式を挙げるご予定の場合、グローブを外す際にもたついてしまったりする可能性も否めません。フィンガーレスタイプのグローブであれば、グローブを付けたまま指輪交換をすることも可能ですよ!
3. デザインを選ぶ
最後に決めるのはデザイン。例えば生地だけ見てもサテン・レース・オーガンジーなどたくさんの種類がありますし、シンプルなものからリボンや刺繍などの装飾が施されているものまで、グローブはとにかく多種多様です。
デザインはお好みで選んでOKですが、格式高い会場で挙式される方には、やはりサテンのシンプルなグローブがおすすめ。装飾付きのものをお選びになりたいのであれば、ご自身のドレスの雰囲気に合わせたものを選ぶとまとまりが良いです。
また、デザイン以外にも気を付けていただきたいのが、グローブの色味。白の中にも真っ白から「オフホワイト」と呼ばれる黄色みかかった白まで様々な色味がありますので、「ドレスの色とグローブの色が違う…」なんてことが起こらないよう、色味にも着目してみて下さいね。
まとめ
結婚式でご新婦様がグローブを付ける意味と選び方のコツをご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。ドレスとのバランスの良いグローブには、腕を長く細く見せる効果も期待できますよ!ドレスが決まったら、運命のグローブ探しも楽しんでみて下さいね!
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