業者を入れたりせず、自分たちで企画して開催しようと思うんだけど、盛り上がれるかしら…?
でも大丈夫!オンライン結婚式だって充分盛り上がりますし、いくらでも工夫できますよ!
私はオンライン結婚式でもゲストと盛り上がりたいし、参加してくれたことへの感謝をしっかり伝えたいの。
どんな工夫をしたら良いか教えてもらえないかしら。
それでは、オンライン結婚式ならではの演出や、ゲストが喜ぶ心づかいについてご紹介しましょう!
結婚式を迎える前におすすめの演出・心づかい
まず、オンライン結婚式を執り行うことが決まってから、当日を迎える前までにおすすめの演出や心づかいをご紹介します。
配信環境の整備
例えば、遠方に住む祖父母など、年配の方の中には「パソコンもスマホも持っておらず、そもそもオンライン結婚式にアクセスする手段が無い!」という方もいらっしゃるかもしれません。そういったゲストを招待したい場合は、事前に配信環境の整備をしてあげましょう。
具体的な整備方法としては、
- ゲストの自宅のテレビが、ネットに繋がるタイプでないか確認してみる
- タブレット端末を送ってあげる
- ゲストの近隣に住んでいる親族の家のうち、ネット環境が整っている所を探し、当日はそこで配信を見られるように頼む
などが挙げられます。
また、配信環境を整えてあげたとしても、当日、オンライン結婚式にアクセスし、配信を見ることができなければ意味がありません。
- アクセス方法を念入りに教えておく
- 近所のITに強い人にアクセスを手伝ってもらえるよう依頼する
など、当日の流れをしっかりデモンストレーションしておくようにしましょう。
ゲストに配慮した配信ツール選び
また、ITに強い世代でも、使い慣れたツールはそれぞれ違う場合があります。
オンライン結婚式の配信には、
- ツイキャス
- zoom
- Youtube
- LINE
などのツールが活用できますが、自分が配信しやすく、招待客も使いやすいツールを選ぶようにしましょう。
「Zoomは日常的に使っている?」「LINEならストレスなく見える?」など、友人の使いやすいツールをリサーチしておくのがおすすめです。
できれば複数のツールで同時に配信できると、トラブル発生時も安心ですね。
センスの見せ所・参加者キット
更に、当日の演出のために「参加者キット」を事前に送付すると、わくわく感が高まります。
例えば、ビンゴカードを事前に郵送して、当日賞品が当たるビンゴゲームを開催するという形です。
〇の札と×の札をセットにして送っておけば、○×クイズが楽しめます。出した問題に対して、全員が画面上で〇や×を示してくれるなんて、まるでTVのクイズ番組のよう!オンラインならではの演出となるでしょう。
また、配信場所の装飾と同じ花やバルーンを送って画面の見えるところに置いてもらえば、同じ空間にいるような一体感を演出できます。小さなお子さんのいるゲストにも喜ばれそうですね。
その他、真空パックの食材を送って、クッキングタイムを設ける演出も斬新です。クオリティにはこだわりつつ、調理は湯せんで温めて盛り付けるだけ、というシンプルなものを選びましょう。
なお、結婚式場のプランには、立派な重箱でお料理やお花を配送できるものもあります。箱を開けるタイミングをそろえたり、一斉に「いただきます」を言うことで、離れていても一体感が感じられ、いっそう盛り上がりますよ。
事前に「参加者キット」を送っておくのはすごくおすすめです!
オンライン結婚式当日におすすめの演出・心づかい(前半編)
続いて、オンライン結婚式当日におすすめの演出や心づかい(前半編)をご紹介します。
入室の一瞬を逃さず挨拶
式場の披露宴では、「新郎新婦の入場です!」とアナウンスが入って入場する瞬間まで、新郎新婦は身内以外のゲストと顔を合わせることができないケースが多いですよね。
その点オンライン結婚式なら、新郎新婦が配信に参加(入室)してくれたゲスト、1人1人を迎えることができます。
入室の瞬間は、参加してくれたゲストに直接「今日は参加してくれてありがとう!」と伝えるチャンスです。ひとことふたことで良いので、感謝の気持ちを伝えましょう。
最初に言葉を交わすだけで、ゲストの心の距離が一気に近づきます。
そうすれば、個々のゲストに挨拶する時間がしっかり確保できますよ!
Zoomなら「事前割当」でブレイクアウトルームを作成
結婚式への出席は、懐かしい仲間との再会も楽しみのひとつ。そのため、ゲスト同士のコミュニケーションをサポートしてあげるのもおすすめです。
例えばZoomなら仲の良い人がグループで集まって会話できる部屋(ブレイクアウトルーム)を設定することが可能なため、
- 小中学校の同級生
- 高校の同級生
- 会社の同僚
などといった具合に、ゲストをグループ分けすることができます。実際の披露宴で席次を決める感覚と同じですね。
それぞれの部屋を代表する人にスピーチをお願いしたり、更に工夫してみても良いでしょう。
オンライン結婚式当日におすすめの演出・心づかい(後半編)
最後に、オンライン結婚式当日におすすめの演出や心づかい(後半編)をご紹介します。
画面共有機能の活用
画面共有機能を使えば、前撮りした写真などを新郎新婦とゲストで一緒に観ることが可能。特に、事前に親族のみで挙式を行い、その後友人たちとオンライン結婚式を執り行う予定の方は、挙式の動画を共有できるのでおすすめです。
動画を流しながら、
- 実はこんなハプニングがあった
- この時はこんな気持ちだった
などといったことを、新郎新婦自身が実況中継するような演出も楽しいですよ。
もちろん、新郎新婦の紹介動画やゲストからメッセージ動画を共有するのも有り。「会場の大スクリーンで見るのではなく、手元のデバイスで見てもらうのだ」ということを想定して編集しておくと良いでしょう。
全員の記念撮影
式場で行う披露宴の場合、歓談の時間に、グループごとに高砂へ足を運び、新郎新婦と記念撮影したりしますよね。
「オンラインだと、さすがに写真は撮れないよな…。」
と思われるかもしれませんが、諦めないで下さい!
全員のお顔がわかる状態でスクリーンショット撮影をすれば、オンラインだって記念の集合写真を撮影することができます!
- 全員で同じポーズをする
- 全員で同じ色のものを持つ
- 参加者キットと共に前もって郵送しておいたアイテムを全員で持つ
など、少し工夫をするだけで、一体感が格段にアップしますよ!
まとめ
- ゲストと楽しいひと時を共有し、盛り上がりたい
- これまでお世話になった感謝の気持ちをゲストに伝えたい
という想いは、オンライン結婚式でも十分かなえることが可能です。
IT系に強いご新郎様・ご新婦様は、本記事でご紹介した演出や心づかいを参考に、オリジナリティ溢れるオンライン結婚式を創ってみて下さいね。
一方、「Webは苦手で、オンライン結婚式を自分たちで開催するのは難しい…。」というご新郎様・ご新婦様は、
- IT系に強い友人を探して相談し、協力してもらう
- 結婚式場や専門業者が販売しているオンライン結婚式プランを活用する
などの方法でオンライン結婚式を開催してみてはいかがでしょうか。
withコロナとなるこれからの時代、演出面・サービス面で更なる進化を遂げていくであろうオンライン結婚式から目が離せませんね!
直接会うことができないからこそ、細かいところまで配慮が行き届いた結婚式にできると良いですね!