ブライダル保険加入前に知りたい3つの注意点!コロナ対策には役立つ?

ブライダル保険加入前に知りたい3つの注意点!コロナ対策には役立つ?

「ブライダル保険」という言葉、聞いたことがありますか?加入していると、事情があって結婚式がキャンセル・延期になったときの違約金や、結婚式当日のトラブルで生じた損害金などの費用補償を受けることができるというものです。本記事では、ブライダル保険加入を検討中の方向けに、

  • 加入前に知っておきたい3つの注意点
  • 現在猛威をふるっている新型コロナウイルス対策としても有効なのかという点

などについて、ご紹介していきます。

注意点1:ブライダル保険は1種類しかない!

「補償内容によってどのブライダル保険に加入するか選ぼう!」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし実は、日本におけるブライダル保険の選択肢はまだまだ少ないというのが現状。2020年現在、「あそしあ少額短期保険」が扱っている「結婚式総合保険・佳き日のために」という商品1種類しかないのです。よって、本記事でもこれ以降、こちらの保険の補償内容等をご紹介していきます。

注意点2:挙式当日の45日前までしか加入できない!

ブライダル保険には、挙式当日の45日前までに加入する必要があります。挙式間近になって「やっぱり加入したい!」ということはできませんので、ご希望の方は早めに検討するようにして下さい。

注意点3:補償範囲と金額を要確認!

ブライダル保険に加入していれば、どんな理由で結婚式をキャンセルしても費用補償してもらえる!という訳ではありません。

  1. 結婚式当日までに補償を受ける主な条件
  2. 結婚式当日に補償を受ける主な条件

の2種類に分けて、どのようなときに補償をしてもらえるのか、確認していきましょう。

 

①結婚式当日までに補償を受ける主な条件

  • 新郎新婦本人、新郎新婦の両親・子供・きょうだいのうちの誰かが亡くなったため結婚式をキャンセルした場合
  • 新郎新婦本人、新郎新婦の両親・子供のうちの誰かが7日以上継続して入院したことに起因して結婚式をキャンセルした場合
  • 挙式当日に新郎新婦のどちらかが入院していること、または医師による待機指示が出たことを理由に結婚式をキャンセルした場合
  • 地震台風火災などにより新郎新婦どちらかが住む家が半壊以上、または家財に100万円以上の損害が生じたため結婚式をキャンセルした場合

本人や近しい身内の不幸、長期間の入院などによって結婚式をキャンセルした場合の補償は充実している印象がありますね。また、式当日に、

  • 新郎がインフルエンザになった!
  • 妊娠中の新婦が切迫流産になった!

などの理由でキャンセルせざるを得なくなった場合、医師から待機指示が出る可能性が高いため、補償が適応されることがわかります。一方、地震をはじめとする災害に関しては、家屋が半壊以上など甚大な被害が出ない限り補償されないので注意が必要です。

 

②結婚式当日に補償を受ける主な条件

  • 式場の設備や貸衣装を破損した場合
  • 式中にゲストが救急搬送された場合
  • 新郎新婦本人が当日中に入院した場合

意図せず設備を汚してしまったり、貸衣装を破いてしまったりということは大いにあり得ますので、そのあたりの補償を受けられるのは大変ありがたいですね。また、ハメを外してしまったゲストが急性アルコール中毒になって搬送されたりした場合にも保険金がおりるようになっています。

なお、保険料ですが、1万円・3万円・5万円の3種類から選ぶことができ、それぞれ補償の上限額や範囲などが異なってきますので、自身の結婚式の規模などに応じて選ぶようにしましょう。

コロナウイルス対策としても役立つ?

新型コロナウイルスが猛威を振るう今日。コロナ関連でやむなく結婚式をキャンセルすることになった場合、ブライダル保険は役に立つのでしょうか。

先ほどご紹介した補償条件に当てはめて考えてみますと、

  • 本人もしくは近しい身内が新型コロナウイルスで亡くなった場合
  • 本人もしくは近しい身内が新型コロナウイルスで7日以上継続して入院した場合
  • 本人が結婚式当日に新型コロナウイルスにかかり、医師から待機指示が出た場合

これらの場合には補償を受けられそうですね。しかし「新型コロナウイルスが流行っていているから自粛したい」などの理由でキャンセルした場合は、補償の対象外となることが分かります。本人か近しい誰かが新型コロナウイルスに感染しないと適応されないとなると、少しハードルが高いようにも感じますね。

まとめ

数百万円かかるなど、高額になるケースが非常に多い結婚式のキャンセル料。最低1万円という安価な保険料でキャンセル料の補償を受けられるブライダル保険は、とてもありがたい存在であり、結婚式を予定しているカップルの約3割が加入していると言われています。但し、補償を受けるには条件を満たす必要があり、例えばコロナウイルスの流行により結婚式開催を自粛したケースなどは、補償対象外になるので要注意。保険の内容をしっかり理解したうえで、加入するか否か検討するようにして下さいね。

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