結婚式、いくらかかる?まずは相場を把握しよう

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結婚が決まって、いざ式場へ。そこで、初めて結婚式の見積りを見てびっくりされる方もいらっしゃるのはないでしょうか。
結婚式を挙げることになって初めて知ることになるのが、結婚式にかかる費用です。皆さんは、結婚式にいくらかかるかご存知ですか。
結婚式の費用は、地域によっても、また選ぶ会場によっても違ってきます。

式場に言われるがまま契約してしまう前に、まずはこの記事を読んで、結婚式の相場について知ってください。
自分たちに必要なものを適正な料金で提供してもらうことができる賢い新郎新婦になって、素敵な結婚式を挙げていただきたいと思います。

結婚式は高い?

結婚式は、高いというイメージありませんか。式場で見積りをもらってあまりの高額な料金にびっくりした、という話をよく聞きます。
一般的に、専門の式場やホテルで挙げる場合は高額な場合が多く、レストランなどで挙げる場合はそれほど高額にはならない傾向にあります。

近年の結婚式は、新郎新婦が求めるニーズの多様化により金額にも大きな幅が生じるようになってきました。
しかしながら、やはり圧倒的に多いのが専門式場やホテルで結婚式を挙げる新郎新婦です。そして、初めて式場の見積書をご覧になった新郎新婦は、どうしてこんなに高額なのだろうと思うことでしょう。なぜ、結婚式の費用は高いのでしょうか。

高額な結婚式費用、いったい何にそんなにお金がかかるの?

高い結婚式の費用の内訳はどうなっているのでしょうか。見積書を見せられても、これはいったい何の料金なのだろうと思う項目もあると思います。
ここでは、何に費用がかかるのか項目ごとにご説明しましょう。

料飲関係費

料理、ドリンク、ウェディングケーキ料金などが、含まれます。
料理とドリンクで、ゲスト一人にあたり、15,000円前後が相場です。
ウェディングケーキは、一人1,000円前後を目安に考えると良いでしょう。これにデザイン料が加わる場合があります。

また、この項目にはサービス料がかかってくることがあります。会場によっても異なりますが、10%のところが多いです。

衣装

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新郎新婦の衣装代です。ウェディングドレス、カラードレス、色打掛、白無垢、タキシード、紋付袴など、選んだ衣装の料金がここに加算されます。
選ぶ衣装によって大きく料金が変わってくるのが、この項目です。
一概には言えませんが、洋装は新郎新婦ともに100,000円~、和装の場合は新郎100,000円~、新婦200,000円~ぐらいを目安に考えるとよいでしょう。
有名なデザイナーや芸能人がデザインを手掛けたものや、染めや織り方の素晴らしいものは高額になります。

ヘアメイク

その名のとおり、新郎新婦のヘアメイクと着付け代です。事前にヘアメイクのリハーサルをする場合の料金はここに加わります。
洋装より和装のほうが料金はかかり、日本髪を結う場合には、かつらやこうがい(髪に挿す飾り)代がかかってきます。
和装洋装それぞれ1着ずつ着用する場合、新郎は20,000円~、新婦は150,000円~ぐらいを目安にしてみてください。

装花

新郎新婦が座るメインテーブル(高砂)を飾るお花の料金と、ゲストテーブル中央に飾るお花の料金です。
このほか、新婦のもつブーケ、新郎のタキシードの胸元を飾るブートニア代、洋装時の新婦のヘッド装花がある場合もこの項目に入ります。
選ぶ花材やデザインにもよりますが、メインテーブル装花は30,000円前後、ゲストテーブルは5,000円前後、ブーケブートニア30,000円前後が相場です。

撮影

当日のスナップ写真、親族集合写真、動画撮影などの料金です。
また、当日の新郎新婦の様子を収めた動画を披露宴お開き時に流すエンドロールや、生い立ちムービー、オープニングムービーなどもこの項目に入ります。
この項目も業者によって、また選ぶアルバムによって金額が変わってくる項目でもあります。

スナップ写真は、300,000円前後、集合写真は30,000円前後を目安に考えてみてください。
動画に関しては、記録ビデオが150,000円前後、生い立ちムービーなどは30,000円前後が相場です。

引出物

引出物は、ゲスト、親族などによって内容は異なりますが、だいたい一人当たり8,000円前後が相場といわれています。

印刷物

招待状や、席次表、席札などペーパー類の項目です。
招待状、席次表、席札トータルで一人当たり1,500円前後が相場ですが、選ぶデザインなどによって値段は異なります。

 

挙式料

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挙式の種類は、主に3種類です。キリスト教式、神殿挙式、人前挙式があります。
キリスト教式や神殿挙式の場合は、300,000円前後、人前挙式の場合は、100,000円前後と大きく金額が異なります。

その他

会場費、控室使用料、音響使用料、音響オペレーター料、司会料、介添料(当日、新婦に付いてお世話をしてくれるスタッフ料金)などがあります。
この部分は、会場によって異なる部分なので、料金相場は出しにくいのですが、トータルで200,000円~300,000円前後を目安にしてください。

式場によって値段が違うのはどうして?

いくつか式場を回って見積りを取った新郎新婦ならお分かりでしょうが、式場によって見積額が異なります。
同じものをオーダーするのにどうして?と思われるかたも多いでしょう。これは、ウェディング業界ならではの事情があるからなのです。

多くの式場は、いくつもの業者に発注をして、それぞれのプロがそれぞれの仕事をこなし、それらの力が集まって一つの結婚式が出来上がります。
業者によって料金も異なります。新郎新婦と業者の間に立っている式場は、中間マージンをもらうことによって儲けを出しているのです。
中間マージンが発生するのは、ウェディング業界に限らずどの業界も同じです。ただ、掛け率が異常に高い会場もあります。その場合、新郎新婦が負担する金額が高くなるか、業者の仕入れ値が安くなるかのどちらか一方、もしくは両者が負担を強いられる形になるのです。

結婚式の相場は?地域によって違うの?

結婚式の相場は地域によって多少金額が異なるものの、日本全国を見てみると、大きな違いはありません。
九州地方・沖縄が一番結婚式にかける費用が高く、次いで関東、中国・四国、東北、中部、関西、北海道という順になっています。
一番高い九州・沖縄地方の結婚式の相場は、約3,300,000円、全国的にも一番お金をかけないとされる北海道の相場は、約2,000,000円です。
全国平均でいうと、3,000,000円が結婚式の相場となっています。

地域によって相場に開きがでるのは、それぞれの地域で何を重要視しているかによるからです。
例えば、九州・沖縄地方は招待客が多い、関東は飲食代にお金をかける、中部地方は引出物にお金をかける傾向にあります。

まとめ

相場を把握してハッピーな結婚式を!

結婚式の相場、お分かりいただけたでしょうか。
相場を知って、あらためて結婚式は高いというイメージをもたれたかもしれません。
しかし、相場は、あくまでも目安です。新郎新婦お2人が結婚式で何を大切にしたいのか、まずは、そのイメージを固めることが重要です。
そのうえで、この記事でご説明させていただいた相場をもとに見積書と向き合っていただきたいと思います。

重要なのは、結婚式に相場相当のお金をかけたか、かけなかったかではなく、本当に必要なものを見極めて、そしてそれを適正な金額で提供してもらうということなのです。

お2人の結婚式が、お2人のイメージ通りの素敵なものになりますように、お祈りしております。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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