グルームズマンの役割とは?欧米でよく見られる5つの特徴をご紹介

欧米のグルームズマンにスポットを当ててご紹介

結婚式前や結婚式当日の新郎のサポーターを務めるグルームズマン(アッシャー)。

新郎を支える大切な役割を担い、新たな夫婦となる新郎新婦の結婚式をスムーズに進行するための、大きな支えとなります。

さて、グルームズマンは最近人気の演出のひとつですが、グルームズマンが生まれた本場である欧米と日本では、その役割に若干の違いがあります。

ここでは、【海外編】として、海外、特に欧米のグルームズマンにスポットを当ててご紹介します。

海外のグルームズマンの役割とは

グルームズマンの役割には、結婚式前から当日までさまざまものがありますが、特に海外のグルームズマンの役割として特徴的なものを5つピックアップしてご紹介します。

1.バチェラーパーティの企画・主催

バチェラーパーティとは、新郎が独身最後の夜を楽しむため、グルームズマンをはじめとした男友達同士でどんちゃん騒ぎをするパーティーのこと。

結婚すると、なかなか男同士で羽目を外して楽しむことができないなどの理由から、自由な独身生活にお別れする意味で、思い切り食べたり飲んだり、はしゃいで過ごします。

クラブや飲食店などを貸し切って行われることもあれば、新郎の自宅で行われることもあるなどさまざまです。

場所や食事、飲み物の手配や参加者の出欠確認など、グルームズマンたちで幹事を務めます。

2.ブライダルカーの手配

ブライダルカーとは、結婚した二人を周囲にお披露目するために乗る車のこと。

これは、よく、海外の映画などで空き缶をつけてカランカランと派手な音を鳴らしながら走る、あの車のこと。

結婚式場からハネムーンに出発するための車として始まり、海外ではGetaway Car(ゲートウェイカー)と呼ばれています。

グルームズマンは、ブライダルカーの手配やデコレーションを担当します。

3.ウェディングパーティーの会場準備

欧米には、日本にあるような「結婚式場」という、結婚式に特化した施設はほとんどありません。

多くは、教会や市役所、区役所などで誓いを立てて婚姻届けを出し、お披露目パーティーという形で、レストランなどを貸し切って行われます。

このために新郎新婦と一緒に会場手配やセッティングを担当するのが、グルームズマンの仕事。あるいは、会場選びは新郎新婦がして、セッティングだけをするというパターンもあります。

欧米の結婚式は、日本の結婚式場のように細かなところまで用意をしてくれるわけではなく、こだわりがあれば自分たちでグッズなどを持ち込み、自らセッティングします。

4.プレゼント管理

欧米の結婚式では、ご祝儀としてお祝いを渡すのではなく、新郎新婦が事前にピックアップした「欲しいものリスト」の中から、参列者が自由に選んでプレゼントするというのがスタンダード。

ですから、新郎新婦にとってプレゼントは、特別な思いのある大切なものばかりです。

結婚式当日にいただいたものや、そのままハネムーンに旅立った二人が置いて行ったプレゼントを、責任を持って保管しておくことも、グルームズマンの大切な役割です。

5.バージンロードにカーペットを敷く

海外のグルームズマンの特徴的な役割といえば、バージンロードにカーペットを敷くものです。

新郎新婦が入場する前に、中央にある通路にバージンロードとなる真っ白な布をグルームズマンが丁寧に敷きます。

ブライズメイドも同じように新郎新婦のサポート役を務めますが、ブライズメイドはこれを行いません。

数人のグルームズマンが会場のバージンロードをきれいに整えてから、いよいよ新郎新婦をお迎えします。

海外のグルームズマンの役割は日本とは少し違う

日本のグルームズマンの役割と海外のグルームズマンの役割は違います。

グルームズマンが生まれた本場である欧米では、グルームズマンに任せられた役割がとても多く、結婚式の成功の重要なカギを握る重要な存在だとされています。

単なる式のお手伝いではなく、新郎新婦の精神的な支えともなり、結婚式前からその後まで、トータル的にサポートをすることが特徴です。

海外のウェディングでは、ほとんどの場合グルームズマンやブライズメイドがいるので、もし参列することがあれば、海外のグルームズマンの役割を間近で見られるかもしれませんね。

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