コロナ禍でも安全な結婚式を迎えるためにおすすめの対策まとめ

「密」を回避してウェディングを計画しよう

新型コロナウイルスの流行により、結婚式を行って良いのか、また、行うとしたらどのような対策ができるのか…とお悩みのお2人も多いことと思います。本記事では、コロナ禍においても安心して結婚式を行うためにできる様々な対策をご紹介していきます。

これから結婚式の準備を行う方におすすめの対策

まず、これから結婚式の準備に取り掛かるという方におすすめの対策をご紹介します。

①人数に対して大きめの会場を選ぶこと

 「3密は危険!避けましょう!」という内容のニュースが毎日のように流れていますね。結婚式は、3密の状態になりやすいイベントの1つです。そこで、結婚式への参加予定人数が十分に収容できる、大きめの会場を選ぶようにして下さい。ゲストテーブルを多めに設置し、席と席の間隔を広めにとることで、3密の状態をつくらないように心がけましょう。なお、厚生労働省によれば、「隣り合った(向かい合った)人同士がお互いに手を伸ばしたとき届くような距離で、長時間会話を交わすような環境」において感染のリスクが高まるとのこと。テーブルや席の間隔をどのくらい開けるか検討する際、参考にしてみてはいかがでしょうか。

②ご祝儀の事前決済を取り入れること

 ゲストが列を作り、また、ご祝儀の受け渡しなどのやりとりが行われることになる結婚式の受付。近年ではオンライン決済にてご祝儀を事前に集金することのできるシステムが開発されています。このようなシステムを利用することは、結婚式当日、ゲストが受付で密集してしまうことを避けるため、有効な手段の1つです。

③ガーデンや屋外での演出を組み込むこと

 新型コロナウイルス対策として、部屋の換気を行うことは重要な意味があるとされています。そこで、途中でガーデンや屋外に出るような演出を組み込んでみてはいかがでしょうか。出席者が新鮮な空気を吸えることはもちろん、誰もいない会場の扉や窓を全開にしておくことで、しっかりと換気を行うことが可能になりますよ。

既に準備中の方・まもなく結婚式当日を迎える方でも出来る対策

 続いて、既に準備を進めている方や、結婚式当日が迫ってきている方でも取り入れられる対策をご紹介します。

①会場の換気をすること

 先にも述べたとおり、会場の換気は新型コロナウイルス対策として有効です。途中で屋外に出るような演出が無かったとしても、換気は積極的に行うようにしましょう。なお、換気する際のポイントは、部屋の空気と外気がしっかりと入れ替わるよう、空気の流れを作ってあげることです。

  • 部屋の右側と左側に付いた窓を両方開ける
  • 窓が1つしかない会場の場合は、反対側にあるドアを開ける

上記のようにすると、しっかりと換気することができますよ。披露宴の最中は、1つの会場の中に長時間とどまることになりますので、30分に1回くらいのペースで換気をすると安心です。

②プログラムを見直すこと

 ゲスト同士が近距離で発声するなど、ウイルスの飛沫感染が心配されるような演出やプログラムが無いか、今一度見直してみましょう。例えば、ゲストが一斉に歌を歌うことになる賛美歌の合唱。ゲスト全員に合唱してもらうのではなく、聖歌隊にのみ歌ってもらうことで、感染リスクを抑えることができます。

また、ビュッフェ形式での食事は、

  • 多数の人が一カ所に集まって料理を選ぶこと
  • ウイルスが付いたかもしれないトングを使いまわすこと
  • 飛沫がかかった可能性のある料理を食べることになること

などの観点から、通常の食事と比べて感染リスクが高まります。可能であればビュッフェは取りやめる等した方が良いかもしれません。

③マイクの使いまわしを避けること

 マイクは使った人の飛沫が付着しやすいものの1つです。なるべくマイクを使わないようにしたり、マイクの本数を多めに用意し、使用するごとにしっかり消毒したりという対応を検討しましょう。

④アルコール消毒液を設置すること

 新型コロナウイルスはアルコールに弱く、正しい方法で手指の消毒をすれば、ほぼ死滅させられると言われています。そこで、会場の入り口や会場内など、ゲストが手軽に利用できるところにアルコール消毒液を置いておきましょう。また、アルコールを何となく手指に付けただけで消毒した気になってしまう方も多いですので、正しい消毒の手順を記したポスターなどを掲示しておくのも良いかもしれません。

 

まとめ

 新型コロナウイルスの流行によって、私たちの生活は一変し、これまでの生活スタイルが大きく見直されています。結婚式もその1つですが、できる対策をしっかり講じることで、結婚式という人生最良の日を、お2人が安心して迎えられることを願ってやみません。

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