新型コロナウィルスの流行に伴い、新しい生活様式が取り入れられている昨今。結婚式のかたちもどんどん変化を遂げています。
アフター・ウィズコロナの結婚式では、ゲストが安心して参列するために、感染リスクを減らす工夫が重要です。そのため、さまざまなコロナ対策をしっかりと取り入れていかなくてはなりません。
そこで、今回はアフター・ウィズコロナの結婚式で重要視される、ゲストへの最低限の配慮について考えていきます。
アフター・ウィズコロナの結婚式を検討しているカップルの方々は、ぜひ参考にして下さいね。
アフター・ウィズコロナの結婚式は3密を避ける工夫が必要
ゲストへの感染リスクをできるだけ軽減するためには、新しい生活様式を取り入れた会場作りやプログラムを組み立てることが重要。そのために重要となるのが3密を避ける工夫です。改めて、3密を避けるために重要なポイントを、しっかりと確認していきましょう。
今一度確認したい『3密』とは
- 1.密閉
- 2.密集
- 3.密接
新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐためには、この3密の状況を避けることが重要です。もちろん、3密を避けることだけが、感染対策として万全なわけではありません。しかし、アフター・ウィズコロナの結婚式では、この3密を避けることがゲストへの最低限の配慮として重要なポイントになるでしょう。
3密を意識したゲストへの最低限の配慮
では、3密を避けるためには、結婚式にどのような工夫を取り入れると良いのでしょうか。ここからは実際に、3密を避けるための結婚式での工夫を紹介いたします。会場の規模やゲストの人数に合わせて、適切な対策を取り入れていきましょう。
1.密閉を避けた結婚式の工夫
密閉を避けるためには、換気ができるような工夫を取り入れる必要があるでしょう。そこでおすすめなのが、ガーデン等の屋外での結婚式や披露宴です。昨今の新型コロナウィルスの流行をうけ、現在ガーデンウェディングの需要は増加傾向にあります。
しかし、季節によっては、屋外での挙式は難しい場合もあります。その際には、窓がある会場を選ぶのもおすすめ。また、式の前後はもちろん、結婚式中も窓やドアを開けて換気をしてもらえるかなどを、事前にしっかりと確認するよう心がけましょう。
2.密集を避けた結婚式の工夫
密集を避けるためには、ゲスト同士の席の間隔をできるだけ広くとる必要があります。そのため、本来の収容人数よりも、できるだけ広い会場を選ぶように心がけましょう。また、本来8~10人掛けの席であれば、着席人数を4~5人に減らすなどの工夫も大切です。
他にも、ゲストの人数が多い場合には、結婚式と披露宴を分けて開催するのもおすすめ。可能であれば、1日貸し切りできる会場だと、より安心して結婚式を開催できるでしょう。
3.密接を避けた結婚式の工夫
密接を避けるためには、ゲスト同士の接触をできるだけ減らす必要があります。そのため、結婚式の演出を必要最低限にし、できるだけ時間を短縮するよう心がけましょう。特に、飛沫感染が心配される歓談タイムやデザートブッフェは、アフター・ウィズコロナの結婚式では廃止を検討しましょう。
また、多くのゲストとの接触がある受付も、アフター・ウィズコロナの結婚式ではおすすめできません。ご祝儀はオンライン決算を取り入れるなど工夫をし、ゲストの感染リスクをできるだけ減らすよう心がけましょう。
おわりに
アフター・ウィズコロナの結婚式では、その他にも消毒液の設置やマスクの着用など、必要な対策はまだまだあります。
しかし、ゲストへの最低限の配慮として重要となるのが、3密を避けた結婚式作りです。そのため、会場選びの際には、3密を避けられるような会場を意識して選ぶように心がけましょう。また、席順やプログラムを組み立てる際にも、3密をしっかりと意識することがゲストへの最低限の配慮として必要です。
ゲストの不安を軽減するためにも、さまざま工夫を取り入れながら、アフター・ウィズコロナの結婚式をぜひ成功させていきましょう。

北海道在住のフリーライターです。ジュエリーアドバイザーとして、約6年間マリッジ&エンゲージリングの販売に携わってきました。また、音楽大学在籍中には、聖歌隊や楽器演奏を式場で行っていた経験もあります。これから結婚式を挙げる皆様のためになるような情報を、わかりやすくお伝えしていきます。