婚約指輪おすすめ人気デザイン5選！相手にマッチするデザインの見つけ方<後編>

婚約指輪は重ね付けすることも想定して選ぼう

前編では様々な婚約指輪のスタイルをご紹介しましたが、自分のパートナーにどのタイプが最もふさわしいか見極める基準について次は考えていきたいと思います。

デザイン選びで大切な2つのポイント

ここでは、婚約指輪のデザイン選びで大切な2つのポイントをご紹介します。デザインを選ぶ際には、見た目の印象はもちろん、つけ心地や使いやすさも重要なポイントです。

婚約指輪は、二人にとって特別な品。より長く使用するために、より相手に適したデザインを選ぶよう心がけましょう。

デザインを選ぶ際には、相手が着用するシーンを必ず想定しましょう。特に、日常使いを視野に入れている場合は、使いやすさがとても重要になります。

爪ありのソリティアリングやペレリングは、衣類やストッキングに引っかかりやすいもの。また、デリケートなパヴェリングは、普段使いにはおすすめできません。さらに、職業によっては、派手すぎるリングは着用できない場合もあるでしょう。

普段使いするためには、石が埋め込まれたタイプを選ぶのがベスト。また、よりシンプルなデザインであれば、幅広いシーンで着用できます。

一方、サプライズプレゼントとして購入する場合は、サイズ変更が可能かどうかも重要です。購入後の後悔がないように、しっかりと検討するよう心がけましょう。

婚約指輪は、二人にとって貴重で高価な記念の品です。そのため、毎日使いを意識して購入する必要は特にありません。だからこそ、デザインの美しさをとにかく追求し、華やかな婚約指輪を選ぶのもおすすめです。

宝飾品の美しさは、使いやすさとは比例しないもの。特にダイヤモンドの輝きは、石のセッティングによって大きく異なります。愛する相手に美しい婚約指輪を贈りたい…そのような場合には、普段使いを意識せず、華やかさや美しさ重視で婚約指輪を選びましょう。

婚約指輪を普段使いする方は、結婚指輪と重ねづけする方も多いでしょう。その際には、婚約指輪と結婚指輪の地金の素材を、統一するように心がけるのがおすすめです。

婚約指輪や結婚指輪に使用される地金は、プラチナやホワイトゴールド、ピンクやイエローゴールドなどさまざま。これらの素材を統一することで、各々のリングに一体感が生まれ、より華やかな印象を手元に演出できます。

婚約指輪には、重ねづけを前提にデザインされたセットリングも販売されています。セットリングは、地金の素材はもちろん、デザインも婚約指輪と統一されています。そのため、よりスムーズに、婚約指輪のデザインを選ぶことができるでしょう。また、セットで購入することで、予算を抑えることもできます。

一方で、結婚指輪とセットで販売されているため、サプライズには不向きというデメリットも。贈るシチュエーションは限られてしまいますが、重ねつけを考えている場合には、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

人生の一大イベントである結婚を、華やかに彩る婚約指輪。より相手にマッチする婚約指輪を選ぶためには、しっかりとデザインを厳選することがおすすめです。

ライフスタイルや着用シーンによって、マッチするデザインは異なります。また、より長く愛用するためには、石の留め方やサイズ変更の不可も重要なポイントになるでしょう。

とはいえ、婚約指輪にルールや定義は存在しません。自分たちらしさを尊重し、相手にとってベストな婚約指輪を選んでくださいね。

北海道在住のフリーライターです。ジュエリーアドバイザーとして、約6年間マリッジ＆エンゲージリングの販売に携わってきました。また、音楽大学在籍中には、聖歌隊や楽器演奏を式場で行っていた経験もあります。これから結婚式を挙げる皆様のためになるような情報を、わかりやすくお伝えしていきます。