結婚式をすることが決まって嬉しい反面、心配なのがその費用ですよね。
「貯金があまりないけど、全体でどのくらいかかるんだろう?」と疑問を持っている方も多いはず。
そこで今回は、結婚式の費用と平均金額についてご紹介します。
結婚式の平均金額
結婚式にかかる平均金額は、『招待人数55名前後で約250万円』となっています。
以前は300万円を超えることがほとんどでしたが、最近ではゲストの少人数化、低予算化などさまざまな要因で相場が徐々に下がりつつあります。
ただし結婚式の費用は、その条件によって大きく差が出るもの。
どんなときに差が出るのか、以下に解説していきます。
結婚式の費用に差が出るのはどんなとき?
【結婚式場タイプ】が違う
結婚式場をどのタイプを選ぶかによって、結婚式の費用に大きく差が出ることがあります。
例えば、昔からの定番の式場であり、細かなおもてなしを受けられるホテルは費用が高めになります。
また、ゲストハウスはオリジナリティの詰まった結婚式ができるのが大きな魅力ですが、一つの会場を貸切にするため、ホテル以上に費用がかかる場合も。
サービスの細かさや貸し切りかどうかによって費用が異なることを覚えておきましょう。
【挙式・披露宴のスタイル】が違う
挙式には『神前式』『教会式』『人前式』と3つのスタイルがありますが、そのうちどれを選ぶかによってもかかる費用が変わってきます。
神前式ではホテルや専門式場に神殿が併設されていない場合、神社の神殿を貸し切るための費用が発生します。
一方、教会式は神父やオルガン奏者などの演出費用が必要に。
人前式はそれらがすべて不要なため、リースナブルに挙式を行なうことができます。
また当然のことながら、披露宴の招待人数によっても結婚式の費用は大きく変動します。
招待人数が多ければ多いほど演出やアイテムをしっかり整える必要があり、相場も高くなります。
反対に、少人数でカジュアルな結婚式の場合は、すべてが小規模で済むため相場は低めです。
【日取り】が違う
結婚式の日取りも、結婚式費用に差が出る大きなポイントに。
春(3~4月)と秋(9~10月)は晴天の日が多いことから人気が集中し、相場も高くなる傾向にあります。
また大安や友引と言ったお日柄のよい日も、費用が高くなることがほとんど。
夏と冬のオフシーズンや仏滅・先負の日をあえて選んで、相場より費用を安く済ませるカップルもたくさんいるようです。
ただし、日取りはもちろん2人の都合だけで考えていいものではないので、両親や親族ともよく相談しながら決めてくださいね。
結婚式の費用はご祝儀で戻ってくる!
結婚式の平均金額はだいぶ安くなってきたとはいえ、「全部払うのは無理かも…」と不安に思っている方もいるでしょう。
約250万円の結婚式費用は、新郎新婦がすべて負担することはありませんので安心してください。
通常結婚式はご祝儀という形でお祝い金をもらい、その平均金額は親族5.8万円、上司3.5万円、友人3.0万円となります。
仮にゲスト一人あたり3万円のご祝儀をもらうと考えても、3万円×55名でおよそ165万円が戻ってくる計算に。
結婚式平均金額250万円からこのご祝儀金額165万円を引くと『85万円』となり、これが実際に新郎新婦が負担する金額と推測することもできます。
もちろん前述の条件によって金額は大きく変わってきますが、ご祝儀によって想像より費用が安く済むことも多いのです。
最後に
今回は結婚式の費用と平均金額についてご紹介しました。
大きな金額を2人だけで払うわけではないとわかると、少しホッとしますね♪
高いからといって結婚式をあきらめず、安く挙げられる方法を考えてみてくださいね。