近年、和装ウェディングへの注目が高まっています。ウェディングドレスも素敵ですが、白無垢や色打掛など、花嫁しか着られない豪華な和装を身にまとって迎えるハレの日も素敵ですよね!
本記事では、和装ウェディングをお考えの方におすすめの「和の演出」を8つ、ご紹介します。挙式向けのものと披露宴向けのものに分けてご紹介しますので、参考になれば幸いです!
挙式におすすめの和の演出4つ
まずは、挙式時におすすめの和の演出から見ていきましょう。
紅差しの儀
紅差しの儀は、ご新婦様の身支度の仕上げとして、お母様に口紅を塗っていただく儀式です。挙式前の控室にて、母娘水入らずで行うのも良いですが、近年ではベールダウンと同じ「バージンロードを歩きだす前」のタイミングで、ゲストに見守られながら行う方もいらっしゃいます。大切に育ててきた娘を送り出すお母様の気持ちがこもった紅のひと塗り…見ているゲストにも感動を与える演出ですよ。
水合わせの儀
水合わせの儀は伝統的なセレモニー。新郎新婦がそれぞれの実家で組んできた水を1つの盃に注ぎ、口をつけることで、新しい家族が誕生したことを祝ったのが始まりと言われています。水は一度混ざると分けることができないことから、末永い幸せへの願いも込められている、とっても素敵な儀式です。
伝統的な形で行い、荘厳な雰囲気を演出するのも素敵ですが、近年では水合わせの儀のアレンジ版も大変人気。一例ですが、「夫婦の木」とも呼ばれるオリーブの木の鉢植えにお2人で水を注ぐ…などといったアレンジも好評ですよ!
折り鶴シャワー
洋装での挙式後によくある「フラワーシャワー」。和装の場合、花の代わりに折り鶴を利用し、「折り鶴シャワー」をしてみてはいかがでしょうか。折り鶴シャワー用の鶴はネット通販などで購入も可能ですが、お時間のある方は自作することで、大幅なコストカットが可能になります。
綺麗な千代紙などで作られた沢山の折り鶴が舞う光景はとても美しく、写真映えも抜群ですよ!
扇プルズ
挙式のアフターセレモニーでよく見かける「ブーケプルズ」。ご新婦様が複数のリボンを手に持って、ゲストに引っ張ってもらい、ブーケと繋がっている「当たりリボン」を引いたゲストにプレゼントを贈るという演出です。
「でも、和装でブーケを持たないから、ブーケプルズはできない…」なんてお考えの方、そんなことはありません!近年では、ブーケの代わりに扇を利用する「扇プルズ」も人気があるんですよ!ゲスト参加型の演出は大変盛り上がりますので、是非取り入れてみてはいかがでしょうか。
披露宴におすすめの和の演出4つ
続いて、披露宴におすすめの和の演出をご紹介します。
番傘で入場
和紙を貼って作られた和傘の一種である「番傘」。和装で披露宴会場へ入場する際、この番傘を持つだけで、おしゃれ度が一気に高まります!写真映えも抜群ですし、ゲストへ与えるインパクトも絶大!おすすめの演出です。
鏡開き
お酒の入った大樽を木槌で叩いて割る鏡開き。和装ウェディングにおける伝統的な演出ではありますが、会場を盛り上げてくれるのはもちろん、「ふたりの幸せの未来を切り開く」という素敵な意味が込められているため、大変人気です。
近年では、大樽ではなくて小さい樽をテーブルごとに設置し、テーブルラウンドの際に割っていく「ミニ鏡開き」にも注目が集まっています。お子様のゲストが多いようなら樽にお菓子を入れておくなどの工夫をすることも可能ですよ!
ケーキ入刀
「ケーキ入刀と言えば、ドレスでやる演出でしょ?」とお思いの方、そんなことはありません!ケーキ入刀は和装でも行うことが可能です。ケーキのデザインを和テイストにしたり、入刀するナイフを日本刀にしたり、工夫してみてはいかがでしょうか。
また、入刀するものはケーキでなくてもOK!例えばちらし寿司におしゃもじで入刀!なんていうのも盛り上がりそうですね!
ダルマの目入れ
願いごとをするときに左目を入れて開眼させ、その願いが成就したときに右目を入れる縁起物・ダルマ。この「ダルマの目入れ」を披露宴で演出として行うカップルが増えています!お2人の今後の幸せへの祈りを込めつつ左目を入れても良いですし、「折角やるならダルマを完成させたい!」というお2人であれば、事前に左目を入れておき、披露宴で右目を入れてもOKです。
ダルマをウェルカムスペースに飾っておくなどして、ゲストにメッセージを書き込んでもらえば、世界に一つのダルマが完成!一生ものの宝物として、おうちに飾っておくのもおすすめです。
【まとめ】
とても華やかで特別感満載の和装ウェディング。和テイストの演出を取り入れることで、和の魅力をたっぷり満喫して下さいね!
大手結婚式場で勤務する中で、「当初の見積もりを大幅に上回る費用が掛かってしまった…」など、金銭面における理想と現実の差異に悩むお客様を多く見てきました。そういった悩みを解決してくれるのが”セルフウェディング”というシステムであると考えています。皆さんが内容面でも金銭面でも納得のいく結婚式を挙げられるようにという願いを込めて、1つ1つの記事を丁寧に執筆致します。